城陽市議会 > 2021-06-21 >
令和 3年総務常任委員会( 6月21日)

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  1. 城陽市議会 2021-06-21
    令和 3年総務常任委員会( 6月21日)


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    最終取得日: 2023-04-26
    令和 3年総務常任委員会( 6月21日)             総務常任委員会記録 〇日 時  令和3年6月21日(月曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        乾   秀 子   委 員        熊 谷 佐和美   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        太 田 健 司   委 員        澤 田 扶美子   委 員        宮 園 昌 美   委 員        谷   直 樹   委 員        小松原 一 哉   委 員        大 西 吉 文   委 員        若 山 憲 子   委 員 〇欠席委員(0名)
    〇議会事務局        長 村 和 則   局長        樋 口 友 彦   議事調査係長        葛 原 さ な   主事 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        今 西 仲 雄   副市長        本 城 秋 男   副市長        荒 木 正 人   理事                  企画管理部長事務取扱       市長直轄組織        河 合 寿 彦   危機管理監        末 松 裕 章   危機管理監付次長        成 田 昌 司   危機・防災対策課長       企画管理部        長谷川 雅 俊   企画管理部次長                  政策企画課長事務取扱        吉 川 保 也   企画管理部次長                  人事課長事務取扱        高 橋 一 直   秘書広報課長        井 幡 智 子   政策企画課課長補佐                  政策企画係長事務取扱        髭 野 健 治   政策企画課行政改革係長       総務部        綱 井 孝 司   総務部長        上 羽 雅 洋   総務部次長        野 村 弘 樹   総務部次長                  管財契約課長事務取扱        渡 邉 博 幸   総務情報管理課長                  情報管理係長事務取扱        河 野 清 和   税務課長        藤 本 満 広   税務課課長補佐                  市民税係長事務取扱        上 原 有 美   税務課資産税係長        木 村 浩 平   財政課長        谷 口 雄 子   管財契約課課長補佐                  契約検査係長事務取扱       市民環境部        森 田 清 逸   市民環境部長        森   哲 也   市民環境部次長                  市民活動支援課長事務取扱        東 村 嘉津子   市民環境部次長        奥   登紀子   市民活動支援課館長        浜 崎 哲 也   環境課長        辻   浅 一   環境課館長        成 田 香 織   環境課課長補佐                  環境係長事務取扱        立 木 美智子   市民課長       福祉保健部・福祉事務所        堀 岡 宣 之   福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  福祉課長事務取扱        堤   靖 雄   福祉保健部次長                  福祉事務所次長                  子育て支援課長事務取扱        上 羽 麻彌子   高齢介護課長        梅 川   聡   健康推進課課長補佐       まちづくり活性部        中 村 雅 彦   まちづくり活性部産業政策監                  まちづくり活性部次長                  商工観光課長事務取扱        岡   正 樹   農政課長       都市整備部        辻 村 一 哉   都市整備部次長                  管理課長事務取扱       消防本部        南 郷 孝 之   消防長        宮 川 浩 正   消防本部次長        角   馨一郎   消防本部次長        上 田 直 紀   消防署長                  警防課長事務取扱        山 本 泰 之   総務課長        市 原 雄 一   予防課長        森 島 大 作   警防課主幹        西 村 裕 司   警防課主幹        二 俣 淳 一   救急課長        津 村 勝 啓   久津川消防分署長        有 留 知 道   青谷消防分署長       会計課        荒 木 隆 広   会計管理者                  会計課長       上下水道部        大喜多 義 之   上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者        米 田 達 也   上下水道部次長        竹 内 章 二   上下水道部次長                  経営管理課長事務取扱        加 田 典 義   上下水道課長       教育委員会事務局        藤 林 孝 幸   教育部次長                  教育総務課長事務取扱        下 岡 大 輔   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        西 村 英 二   教育総務課施設整備係長        西 村 昌 俊   教育総務課施設整備係主任専門員        薗 田   豊   学校給食センター所長       監査委員事務局公平委員会事務局        高 田 哲 志   監査委員事務局長                  公平委員会事務局長
          選挙管理委員会事務局        野 中 雅 幸   選挙管理委員会事務局長 〇委員会日程        1.議案審査          議案第34号 城陽市税条例等の一部改正について        2.報告事項          (1)工事請負契約の締結について             ・深谷小学校南校舎トイレ改修工事             ・寺田西小学校南校舎トイレ改修工事(西側)          (2)商業施設における期日前投票所の増設について          (3)城陽市公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画につい             て          (4)令和2年度(2020年度)環境測定結果の報告について 〇審査及び調査順序        議案審査、報告事項         (総務部関係)           ◎議案審査            議案第34号 城陽市税条例等の一部改正について           ◎報告事項           (1)工事請負契約の締結について              ・深谷小学校南校舎トイレ改修工事              ・寺田西小学校南校舎トイレ改修工事(西側)         (選挙管理委員会事務局関係)           ◎報告事項           (2)商業施設における期日前投票所の増設について         (企画管理部関係)           ◎報告事項           (3)城陽市公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画に              ついて         (市民環境部関係)           ◎報告事項           (4)令和2年度(2020年度)環境測定結果の報告について       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  おはようございます。  さきの委員会で、私が委員長、若山委員が副委員長に選任されました。今後の2年間、皆様方のご協力を得て、円滑な議事運営に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  では、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行いますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  では、理事者からご挨拶を受けたいと思います。 ○今西仲雄副市長  皆さん、おはようございます。  まずもって、澤田委員長、若山副委員長をはじめ委員の皆様におかれましては、平素より総務行政はもとより市政運営の各般にわたりましてご指導、ご理解賜っておりますこと、厚くお礼を申し上げたいと思います。  それでは、着座にて失礼をいたします。本日は、過日の本会議におきまして、委員会付託となりました議案第34号につきましてご審査いただくこととなっております。また、市の報告案件といたしまして、工事請負契約の締結についてなど4件の報告を予定させていただいております。  なお、この審査、報告に先立ちまして、担当部長等より所掌事務並びに課長級以上の職員の紹介をさせていただきますが、今回はコロナ対策といたしまして部局ごとに入替えを行い、上下水道部から企画管理部と消防本部、市長直轄組織、市民環境部、総務部等の順に行わせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  では、職員紹介、上下水道部からお願いいたします。 ○大喜多義之上下水道部長  それでは、私のほうから上下水道部の所掌事務及び管理職職員の紹介を申し上げます。  お手元の資料のとおり、2つの課を所掌いたしております。  経営管理課は、上下水道部におきます人事、給与、予算、決算、契約事務、水道料金並びに下水道使用料の調定、収納等の事務を所管いたしております。  上下水道課は、水道施設の計画立案、水道施設の設計・施工、給水装置工事関係、水質検査及び公共下水道の計画立案、下水道施設の設計・施工、排水設備の普及促進、排水設備工事を、また各施設の維持管理等を所管いたしております。  次に、職員でございますが、まず、部次長の米田達也でございます。米田次長は上下水道課を担当いたしております。  続きまして、部次長の竹内章二でございます。竹内次長は、経営管理課長を兼務いたしております。  続きまして、上下水道課長の加田典義でございます。  上下水道部は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○澤田扶美子委員長  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕 ○澤田扶美子委員長  では、企画管理部と監査委員事務局公平委員会事務局の紹介をお願いいたします。 ○荒木正人理事  それでは、企画管理部及び監査委員事務局公平委員会事務局の所掌事務及び管理職の職員紹介をさせていただきます。  まず、企画管理部でございますが、お手元の資料のとおり、3つの課を所管いたしております。  秘書広報課は、市長及び副市長の秘書、都市提携、広報紙、報道機関との連絡調整、広聴等に関する業務を所管いたしております。  政策企画課は、総合計画、重要施策の企画及び総合調整、行政組織、行財政改革等に関する業務を所管いたしております。なお、市の組織規則に基づきます、お手元の資料には記載しておりませんが、行政や地域のデジタル化の推進に向けて組織横断的に取り組むため、本年4月1日付で設置いたしましたデジタルトランスフォーメーション推進チームの事務局業務も所管をいたしております。  人事課は、職員の定数、人事、研修、福利厚生、給与等に関する業務を所管いたしております。  続きまして、管理職の職員でございますが、部次長の長谷川雅俊でございます。長谷川次長は政策企画課長を兼務いたしております。  同じく、部次長の吉川保也でございます。吉川次長は人事課長を兼務いたしております。  秘書広報課長の高橋一直でございます。  続きまして、別表になりますが、監査委員事務局は定期監査、工事監査、その他監査、例月現金出納検査、決算審査等に関する業務を、公平委員会事務局勤務条件措置要求不利益処分審査請求、職員団体登録、公平委員会会議等に関する業務を所管いたしております。  職員でございますが、監査委員事務局長の高田哲志でございます。公平委員会事務局長は高田局長の併任となっております。  企画管理部関係は以上でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○澤田扶美子委員長  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕 ○澤田扶美子委員長  では、消防本部の紹介をお願いいたします。 ○南郷孝之消防長  それでは、消防本部の体制及び所掌事務等につきましてご説明申し上げます。  消防本部の組織は、1本部1署4課2消防分署17係で、職員数は再任用職員2名を含みまして、消防長以下が97名でございます。  次に、所掌いたします事務の概要を説明させていただきます。  総務課は、組織及び基本施策の企画、人事、消防財政、消防団関係、消防施設の整備計画・維持管理などを所管いたしております。  次に、予防課は、防火対象物の予防査察・防火指導、危険物製造所等の許認可、建築確認同意、消防用設備等の設置指導などを所管いたしております。  次に、警防課は、各種災害の受信・出動指令、各種災害の警戒防御、火災の原因・損害調査、消防水利の維持管理などを所管いたしております。  次に、救急課は、救急活動、救急統計、救急訓練、救急知識及び技術の普及啓発、救急救命士の養成・研修に関することなどを所管いたしております。  最後に、久津川消防分署及び青谷消防分署につきましては、各種災害の警戒防御、火災の原因・損害調査、消防水利の維持管理、救急業務、予防業務などを所管いたしております。  続きまして、職員の紹介をさせていただきます。  消防本部次長の角馨一郎でございます。消防本部総務課所管の消防団及び予防課を担当いたしております。  同じく消防本部次長の宮川浩正でございます。消防本部総務課のうちの一般庶務、施設関係を含め部内消防力の維持管理を担当いたしております。  続きまして、消防署長の上田直紀でございます。警防課長を兼務し、署長といたしまして、警防課、救急課、久津川分署、青谷消防分署を担当いたしております。  続きまして、総務課長の山本泰之でございます。  続きまして、予防課の市原雄一でございます。  続きまして、警防課主幹の森島大作でございます。指揮隊24時間運用に向けた消防体制のうち、情報通信に係る業務を担当いたしております。  続きまして、警防課主幹の西村裕司でございます。同じく指揮隊24時間運用に向けた体制整備のうち、現場活動に係る業務を担当いたしております。  続きまして、救急課長の二俣淳一でございます。  続きまして、久津川消防分署長の津村勝啓でございます。  続きまして、青谷消防分署長の有留知道でございます。  よろしくお願いいたします。
    澤田扶美子委員長  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕 ○澤田扶美子委員長  では、危機・防災対策課の紹介をお願いいたします。 ○河合寿彦危機管理監  それでは、危機・防災対策課の所掌事務及び管理職職員の紹介を申し上げます。  お手元の資料の一番右の分掌事務にございますように、危機・防災対策課では、危機管理の総括調整や地域防災計画及び各種危機管理計画に関すること、災害対策本部、防災会議、自主防災組織や国民保護に関すること、自衛隊及び警察との連絡調整に関すること、防犯の啓発、犯罪被害者等の支援に関すること等の業務を所掌いたしております。なお、ここに記載はございませんが、現在、危機管理の総括調整業務の1つとして、新型コロナウイルス感染症対策本部の事務局業務を所掌いたしております。  職員でございますが、まず、危機管理監付次長の末松裕章でございます。  続きまして、危機・防災対策課長の成田昌司でございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○澤田扶美子委員長  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕 ○澤田扶美子委員長  では、市民環境部の職員紹介をお願いいたします。 ○森田清逸市民環境部長  市民環境部の所掌事務及び管理職職員の紹介を申し上げます。  まず、市民環境部でございますが、お手元の資料のとおり、3つの課を所掌しております。  市民活動支援課は、市民相談、要望及び苦情の処理、人権施策の推進、自治会、市民活動の支援、コミュニティセンター、男女共同参画に係る施策などを所管いたしております。  環境課は、環境保全の施策、環境基本計画、環境マネジメントシステム、騒音等環境に係る測定・調査、地下水の保全、生活環境及び公衆衛生、一般廃棄物処理の計画及び調査、ごみの減量及び再資源化の推進、一般廃棄物の収集及び運搬、城南衛生管理組合連絡調整、動物の飼養管理などを所管いたしております。  市民課は、戸籍及び戸籍附票、人口動態調査、火葬料補助、住民基本台帳、印鑑の登録及び証明、埋火葬許可、個人番号カードなどを所管いたしております。  職員でございますが、まず、部次長の東村嘉津子でございます。東村次長は環境課、市民課を担当いたしております。  続きまして、部次長の森哲也でございます。森次長は市民活動支援課長を兼務いたしております。  続きまして、市民活動支援課館長の奥登紀子でございます。奥館長は男女共同参画支援センターぱれっとJOYOの館長でございます。  続きまして、環境課長の浜崎哲也でございます。  続きまして、環境課館長の辻浅一でございます。辻館長は衛生センターの館長でございます。  続きまして、市民課長の立木美智子でございます。  よろしくお願い申し上げます。 ○澤田扶美子委員長  説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕 ○澤田扶美子委員長  では、総務部、会計課、選挙管理委員会事務局の紹介をお願いいたします。 ○綱井孝司総務部長  それでは、総務部並びに会計課、選挙管理委員会事務局の所掌事務及び管理職職員の紹介を申し上げます。  まず、総務部でございますが、お手元の資料のとおり、4つの課を所掌いたしております。  総務情報管理課は、統計調査、庁舎管理、文書の収受・保存、情報公開、電子計算組織等を所管いたしております。  税務課は、市民税・固定資産税などの市税の賦課徴収等を所管いたしております。  2ページでございますが、財政課は、予算編成、予算執行管理等を所管いたしております。  管財契約課は、普通財産の管理、入札契約事務、工事検査事務等を所管いたしております。  次に、職員でございます。  まず、部次長の上羽雅洋でございます。上羽次長は総務情報管理課、税務課及び財政課を担当いたしております。  続きまして、部次長の野村弘樹でございます。野村次長は管財契約課長を兼務いたしております。  続きまして、総務情報管理課長の渡邉博幸でございます。  続きまして、税務課長の河野清和でございます。  続きまして、財政課長の木村浩平でございます。  続きまして、別紙の会計課でございますが、現金の出納・保管、決算の調製、物品の出納等を所管いたしております。  会計管理者の荒木隆広でございます。荒木会計管理者は会計課長を兼務いたしております。  続きまして、別紙の選挙管理委員会事務局でございますが、選挙人名簿の調整、選挙の執行、選挙管理委員会の運営等を所管いたしております。  局長の野中雅幸でございます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○澤田扶美子委員長  ありがとうございました。  では、暫時休憩いたします。説明員の交代をお願いします。           〔説明員交代〕           午前10時22分 休憩         ─────────────           午前10時23分 再開 ○澤田扶美子委員長  では、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  総務部関係の審査に入ります。  議案審査を行います。  議案第34号、城陽市税条例等の一部改正についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○綱井孝司総務部長  それでは、議案第34号、城陽市税条例等の一部改正についてご説明申し上げます。  それでは、議案書の8ページをお願いいたします。提案理由でございますが、地方税法等の一部が改正されたことに伴い、個人住民税均等割・所得割の非課税限度額の基準の判定に用いる扶養親族の範囲の変更及び住宅借入金等特別税額控除について、一定の場合に適用期限を令和17年度分の個人の市民税まで延長する等の措置を講ずる必要が生じたため、城陽市税条例及び城陽市税条例等の一部を改正する条例について所要の改正を行いたいので、本案を提案するものでございます。  改正内容でございますが、9ページのほうをお願いいたします。一部改正の要綱でございます。主な改正内容といたしましては、1つ目に、国外居住親族の取扱いについて変更されたことに伴い、令和6年度分以降の個人住民税均等割・所得割の非課税限度額についても、その基準の判定に用いる扶養親族の範囲を16歳未満の扶養親族及び控除対象扶養親族とするものでございます。  2つ目に、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例について、適用期限を令和9年度分の個人の市民税まで5年間延長するものでございます。  3つ目に、住宅借入金等特別税額控除の特例について、一定の場合に入居期限を令和4年末までとし、あわせて適用期限を令和17年度分の個人の市民税まで延長する等の措置を講ずるものでございます。  4つ目に、特定都市河川浸水被害対策法、または下水道法に規定する認定事業者が設置した一定の雨水貯留浸透施設について、固定資産税の課税標準をその価格に3分の1を乗じて得た額とする規定を設けるものでございます。  5つ目に、項ずれ等が生じることから、引用条項を改める等、関連規定を整備するものでございます。  以上が条例改正の内容でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○澤田扶美子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。今、説明いただいた中で、改正する条例の要綱の中で2項目ちょっとお伺いしたいんですけど、9ページの参考資料の中の2つ目、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例ということなんですけど、この場合の特定一般用医薬品等っていうのはどのようなものを指すのか教えてください。  それと、もう一つ、この分の適用期限は5年間延長するということなんですけど、提案理由にもありましたように、適用期限については令和17年度までっていう説明があったと思うんですけど、令和17年度分の個人の市民税まで延長する、これ、年限がちょっと違ってるんですけど、そこら辺の理由は何かあるんでしょうか。以上、2点お願いします。 ○河野清和税務課長  まず、1点目ご質問いただきました特定一般用医薬品等ということですけども、これはいわゆるスイッチOTC医薬品と言われるものでして、もともと医師によって処方される医療用医薬品であったものがドラッグストアなどで購入できるように転用されたものが対象になります。これらを用いて健康管理を行っている方に対しての医療費控除ということになります。  2点目のご質問ですけれども、適用年限の違いですけれども、令和17年までというのは、こちら、住宅借入金等特別税額控除の期限になりますので、医療費控除の特例の期限は令和9年度課税までとなっております。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。  期限についてはそれぞれちょっと分けてっていうことなんですね、それは特に理由というのは多分ないとは思うんですけど。そこはもう結構です。  最初にお尋ねした特定一般用医薬品、今のご説明ですと、ジェネリックとかの関係もあるんでしょうか、それだけちょっと教えてください。ちょっと私も不勉強なので分からないんです。 ○河野清和税務課長  今申し上げましたスイッチOTC薬にもジェネリック医薬品は存在しますけれども、この制度自体がジェネリック医薬品を推奨してということではございませんので、特に関連性はないものと考えております。 ○小松原一哉委員  以上で結構です。ありがとうございました。 ○若山憲子副委員長  すみません、1点目のところの扶養親族の範囲の引下げによる客体把握はできてるのかどうか、城陽市の場合やったら外国人の方が少ないと思うんですけども、その辺の対象者がもしあるのであれば教えていただきたいっていうことと、それと、4点目の一定の雨水貯留浸透施設の関係で、これ、いわゆる東部丘陵地のアウトレットとか、青谷先行整備地区はまだ出てないとは思うんですけれど、課税標準の価格が3分の1になるっていうことですけれど、そのもともとの価格っていうんですか、どうなるのか教えてください。以上、2点です。 ○河野清和税務課長  まず、1点目ですけれども、こちら、海外に居住している扶養親族で30歳以上70歳未満ということが対象になりますけれども、現時点でそういった方の対象把握はできておりません。  2点目の分ですけれども、こちらは固定資産税のいわゆる償却資産に対する課税につきまして、経年で減価していくものになりますけれども、こちらから算出される課税標準額、こちらを3分の1で計算するようにすると、そういった格好の特例になります。 ○若山憲子副委員長  そしたら、1点目については、対象が30歳から70歳ということが限定で16歳未満ということになったと思うんですけど、対象のほうは把握できてないということですけれど、結構、城陽市でも海外から来ておられる方で働いておられる方もあったりとか、コロナの影響も多分に受けておられてると思いますので、今後、当然、税務課として客体把握、これは扶養親族の控除やから直接税金とは関わらないかも分かりませんけれど、それを基にいろんなことに関わってくると思いますので、ぜひその客体把握、よろしくお願いします。  それと、今の調整池なんかの雨水貯留浸透施設が固定資産の関係で3分の1になるっていうことだったと思うんですけれど、それでいうと、例えば東部丘陵地のアウトレットはもう容積が分かってるわけですよね。それでいうと、税の負担額っていうのは計算ができるんですかね。青谷地域については、まだ調整池を造るという段階で、容量まで明らかになっていないと思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか。 ○河野清和税務課長  こちらの課税標準の金額ですけれども、構造等から推察するものではございませんでして、納税者自身からの償却資産の申告に基づいて、そこに書かれている価格等から算出をいたしますので、まだ完成がしていない、申告がされていないという現状ですので、まだその金額の把握はできない状況です。 ○若山憲子副委員長  結構です。ありがとうございます。 ○澤田扶美子委員長  すみません、ご質問がなかったので、1点だけ確認したいんですけれども、9ページの1項の国外居住親族というの、私、日本人で外国に住んでる人と思ってたんですけども、日本に働きに来てる人の家族という理解でいいんですね、これは。 ○河野清和税務課長  こちらは、扶養している対象となる親族が国外に居住していることが条件になりますので、日本人が扶養してる、日本人の子どもが海外に住んでるケースも含みますし、海外から働きに来られてる方のご家族といったものも含むことになります。 ○澤田扶美子委員長  はい、分かりました。ありがとうございます。 ○澤田扶美子委員長  ほかに質疑ございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  では、質疑なしと認めます。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  では、自由討議なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  討論なしと認めます。  これより議案第34号を採決いたします。  議案第34号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○澤田扶美子委員長  全員挙手。よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。  では、説明員の交代をお願いいたします。           〔説明員交代〕       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  報告事項に入ります。
     (1)工事請負契約の締結についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○野村弘樹総務部次長  では、失礼いたします。それでは、工事請負契約の締結につきまして、2件ご報告申し上げます。  委員会資料のインデックスの1番をお願いいたします。深谷小学校南校舎トイレ改修工事工事請負契約の締結についてでございます。  2ページ目をお願いいたします。1の契約の目的は、深谷小学校南校舎トイレ改修工事でございます。2の契約方法は指名競争入札で、3の契約金額は消費税を含み1億3,370万600円で、4の契約の相手方は悠紀建設株式会社でございます。  3ページをお願いいたします。参考資料でございます。1の指名業者はこの9社でございます。少し飛ばしまして、4の予定価格等の事前公表でございますが、予定価格は税込みで1億4,652万円、最低制限価格は税込みで1億3,370万600円でございます。次に、5の工期でございますが、令和3年5月28日から令和3年11月30日まででございます。  4ページをお願いいたします。入札結果の一覧表でございます。左に入札人で、最上段に、先ほど申し上げました悠紀建設株式会社、こちらが税別で1億2,154万6,000円で落札したものでございます。  5ページをお願いいたします。1の工事概要でございますが、老朽化したトイレの改修及び大便器の洋式化、また、老朽化した受水槽及び高架水槽の更新を行うものでございます。  次に、3の工事内容でございますが、トイレ内部改修、こちらが改修床面積129.58平方メートルで、完成後におきまして、小便器で13か所、大便器合わせて20か所とするものでございます。多目的トイレ内部改修は、改修床面積5.42平方メートルで、完成後において、大便器1か所とするものでございます。職員トイレ内部改修は、改修床面積23.78平方メートルで、完成後におきまして、小便器2か所、大便器合わせて3か所とするものでございます。  6ページをお願いいたします。配置図でございます。斜線の部分が工事対象範囲でございます。  7ページをお願いいたします。1階のトイレ及び多目的トイレの平面図でございます。  8ページをお願いいたします。2階及び3階のトイレの平面図でございます。  9ページをお願いいたします。職員トイレの平面図でございます。  以上が深谷小学校南校舎トイレ改修工事工事請負契約の締結についてでございます。  次に、寺田西小学校南校舎トイレ改修工事(西側)の工事請負契約の締結につきましてご報告申し上げます。  委員会資料、インデックス2番の2ページ目をお願いいたします。1の契約の目的は、寺田西小学校南校舎トイレ改修工事(西側)でございます。2の契約の方法は指名競争入札で、3の契約金額は消費税を含み9,148万3,700円で、4の契約の相手方は創園建設株式会社でございます。  3ページをお願いいたします。参考資料ですが、1の指名業者はこの9社でございます。少し飛ばしまして、4の予定価格等の事前公表でございますが、予定価格は税込みで1億65万円、最低制限価格は税込みで9,148万3,700円でございます。次に、5の工期ですが、令和3年5月31日から令和3年11月12日まででございます。  4ページをお願いいたします。入札結果の一覧表でございます。左に入札人で、最上段に、先ほど申し上げました創園建設株式会社が税別で8,316万7,000円で落札したものでございます。  なお、3社が同じ価格での入札でありましたので、くじ引の結果、創園建設株式会社に決定したものでございます。  5ページをお願いいたします。1の工事概要でございますが、老朽化したトイレの改修及び大便器の洋式化、また、老朽化した受水槽の更新を行うものでございます。次に、3の工事内容でございますが、トイレ内部改修は、改修床面積155.51平方メートルで、完成後におきまして、小便器が18か所、大便器が合わせて24か所とするものでございます。  6ページをお願いいたします。配置図でございます。斜線の部分が工事対象範囲でございます。  7ページをお願いいたします。1階、2階及び3階のトイレの平面図でございます。  以上が寺田西小学校南校舎トイレ改修工事(西側)の工事請負契約の締結についてでございます。  工事請負契約の締結に係る説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○澤田扶美子委員長  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○太田健司委員  1点だけお伺いします。  インデックス1番、2番ともに4ページの参考資料のところの入札の金額の欄なんですけれども、あんまり多数目にしない失格っていうのが両方入ってるんですけれども、誤表記という理由になってますが、この内容を教えてください。 ○野村弘樹総務部次長  失格の理由ということでございますが、深谷小学校、こちらの案件につきましては、入札の際に工事内訳書というのを提出していただいておりますが、この中に、市の指定した項目とは異なる項目の記載がございました。また、寺田西小学校の案件につきましては、同じく工事内訳書で計算誤りがあったものでございます。 ○太田健司委員  結構です。 ○谷直樹委員  失礼いたします。工事の概要の中で、両方とも老朽化した受水槽っていうような表記がありますけども、この受水槽っていうのは、これ面積によってその量とか違うとか、これはあくまでもトイレだけの受水槽のことですかね。それか、学校全体の受水槽やったら、ほかの水使えへんかったらあかんし、その辺が1点と、あと深谷小学校には高架水槽って書いてますね。これ寺田西は高架水槽ないんですけど、これは要らないと、用途的に寺田西のほうは要らないのかなっていうことと、それと一番あれしてるのが、これ工事期間が5月の末から11月って、これ学校なんですね。その間、ほかのとこでトイレを使いながらやらはると思うんですけど、その辺は大丈夫なんですか。どれぐらいの、生徒の数にもよりますけど、あと使用の回数とかによりますけど、その辺の対応っていうか、いかがですかね。 ○藤林孝幸教育部次長  まず、高架水槽でございますが、こちらにつきましては、トイレだけではなしに、学校全体で使用するための受水槽でございますので、全体含めた形で今回改修を行うものでございます。  それと、寺田西小学校のほうで高架水槽のほうが設置されていないというところでございますが、寺田西小学校につきましては、2か年工事で実施しておりまして、令和2年度で南校舎の東側のトイレを改修しておりますが、こちらの東側トイレを改修する際に高架水槽のほうの更新を行っておりますので、今年度につきましては西側のトイレと、それから受水槽の改修を行うものでございます。  それから、工事期間中のトイレの使用でございますが、基本的には学校休業期間中に音の出る工事みたいな大きな工事を施工することとしておりますが、トイレのほうにつきましては、寺田西小学校のほうにつきましては新しく改修いたしました東側のトイレ、それから北校舎のトイレを使用していただく、それから深谷小学校のほうにつきましては北校舎のトイレを使用していただくということで、特に今回は仮設トイレみたいなものを設置するという予定はございません。 ○谷直樹委員  今、高架水槽の件、全体っておっしゃいましたね、建物、学校全体。ということは、これ休業中にやらんと、学校ある場合だったら水が絶対要りますし、その辺はどれぐらいの大きさで、どういう段取りされるかちょっと分からないですけど、その辺はきちっとスケジュール的にやっていただかなあかんと思いますし、それとトイレの使用不可の場合はほかのトイレ使う。これ子どもたち大丈夫ですかね。便器の数的に大丈夫かなっていうのは、その辺がちょっと不安に思うんですけど、その辺いかがでしょうか。  それと、すみません、追加で申し訳ないんですけど、これトイレ、内部改修いうことは、トイレの建物の中全部っていうことですかね。それか、ほんまのトイレの個室の中だけか、それと全部やられるんだったら、当然、壁とか全部新しくしはるのか、それの具体的な内容、ちょっと教えてもらえますか。 ○藤林孝幸教育部次長  まず、高架水槽の関係でございますけれども、こちらのほうにつきましては、学校の閉鎖期間中が1週間ほどございますので、その時期に高架水槽の入替え、更新を行うというような計画をしておりますので、子どもたちに支障が出ないような形での工期の設定をしているところでございます。  それと、今回内部改修というところでございますけれども、現状のトイレ、設置してる衛生陶器などは当然撤去いたしますし、中の壁等もはつりまして、天井、それから壁も含めまして、内部のほうの改修を行うという予定でございます。 ○谷直樹委員  分かりました。 ○澤田扶美子委員長  追加で答弁お願いします。 ○西村昌俊教育総務課施設整備係主任専門員  受水槽の更新につきましても、仮設配管等を行って、学校全体が断水にならないように更新を行います。 ○谷直樹委員  結構です。 ○一瀬裕子委員  すみません、失礼します。寺田西小学校のほうのトイレ内部改修の図面がありますが、先ほどのご答弁で、東側のトイレが既に改修済みということなのでちょっと確認させていただきたいんですけども、今いただいてる図面のほうには多目的トイレがないんですけども、既に改修済みの東側のほうに設置されてるということでしょうか。  それと、もう一つ、深谷小学校の改修の予定なんですけども、南校舎しか子どもたちはほとんど使ってないし、北校舎はあんまり使ってない。理科室とか家庭科室とか、そういうときには北校舎に行くんですけど、この北校舎のほうのトイレ改修の予定などはあるのかないのか、その2点。 ○藤林孝幸教育部次長  まず、寺田西小学校の多目的トイレでございますが、こちら、西側のトイレを改修した際に、あわせて整備をしてるところでございます。  それと、深谷小学校のほうの北校舎のトイレの改修でございますが、今のところ、予定といたしましては、全体といたしまして、子どもたちが一番使用するトイレがある校舎の部分を優先的に改修を行っているという状況でございますので、それを年間2校ずつというふうな形で計画を立てております。深谷小学校のほうにつきましては、そういうふうに南校舎を優先して整備する形になりますので、北校舎のほうにつきましては、整備するといたしましても令和9年度以降というふうな形になりますし、実際、トイレ単独ということではなしに、大規模改造なりをする際に、整備するとすればそういう時期に整備していくことになろうかというような形で考えております。 ○一瀬裕子委員  北校舎、大規模改造があるのはちょっと初めて聞いた。  今、南校舎の工事中に北校舎のトイレを使うっていうふうにおっしゃってるんで、これ、ほんまにほとんど今は、現在使われてないトイレで、たまにしか使われないんで、水詰まりとか、そういったことがある可能性、漏れとか、いうようなことがあるかもしれないので、そこは子どもたちが使うまでに点検とか整備とかしていただく予定とかはあるのか。ないなら、ちょっと点検しといてもらったほうがいいんじゃないかなと思います。 ○藤林孝幸教育部次長  点検というような形では予定は今のところはございませんけれども、実際、使われる児童たちに支障がないような形で工事期間中も使っていただくような形で考えたいというふうに思います。 ○谷直樹委員  すみません、ちょっと追加で申し訳ない。  まず、便器ですけど、大便器、洋式の便器でと思いますけど、最近もう生活様式が変わって、子どもたち、家庭では多分ウォシュレットつきの便器を使用して、特に大便等のときはそれが習慣的なことになってる子が多分あるんじゃないかなと思うんですけど、その辺の仕様はどうなってるのかということと、それと2社、創園さんと悠紀さんだったかな、一応落札されてますけど、この業者は両方とも上下水道の公認っていいますか、技術的なこと、これは大丈夫なんですね、その2点お願いします。 ○藤林孝幸教育部次長  便器のほうのウォシュレットに関するお問いかけだと思うんですけれども、これまで体育館とか大規模改修時に実施してきましたトイレ改修であったり、近隣市町の仕様などに合わせて今回対応しているというふうなところでございまして、今のところ、整備をする予定はございませんが、将来的にそういったものが使用可能となるように、各ブースのほうにはコンセントなりを設置しているところでございます。 ○澤田扶美子委員長  業者の話は。 ○野村弘樹総務部次長  業者の選定条件についてでございますが、本市の指名願建設工事登録で建設工事業につき、2年間継続して登載がある特定建設業許可を有する市内本店業者の中から、当該法人につきまして、総合評定値が550点以上、そして完成工事高を有する、そして監理技術者を有するという必要最低限の条件を満たしている業者を指名させていただいておりますので、技術的には問題がないと考えております。 ○谷直樹委員  ウォシュレットの件は分かりました。ただ、子どもたち、多分使い慣れてると思うんで、今のコンセントとか、あと給水なんかは簡単にできるんですけど、コンセントさえあればできますし、費用的にそんな変わらない、恐らく、最近は。多量に変わるんで。何とかその辺はちょっとまたよろしくお願いしたいと思います。  それと、今の指名の条件、僕言うてるのは、これ給水いうと、水道の給水管と下水管、これ触るでしょう、多分ね。そのときに、特定建設業さんの許可の中に城陽市の認定っていいますか、管とか触ってもいいような技術者がおられるのかどうかなっていうのがちょっと質問なんですけど。 ○本城秋男副市長  この業者が水道の公認業者であるかどうかは今、把握しておりませんが、水道のそういった施工ができる業者でなければ、下請で当然公認業者を入れますので、施工上は全く問題ないというふうに認識しております。 ○谷直樹委員  下請っていうことありましたけれど、できたらその業者で全部やったほうが若干安いんちゃうかなと思いますので、その辺、またいろいろと検討していただきたいと思います。 ○大西吉文委員  行政側は予算規模や何やかんやで環境保全に頑張っていただいてるというふうには分かりますけれども、大体、深谷小学校と寺田西小学校のトイレ改修工事が終わった時点で、全体の学校のトイレの改修率は何%ぐらいになるんですか、それをちょっとお聞きしたいなと思います。 ○藤林孝幸教育部次長  それでは、まず小学校のほうでございますが、現在37.9%の整備率が44.9%に、それと中学校のほうにつきましては、現在33.4%でございますが、今年度工事がございませんので、率としては同率の33.4%となります。全体で申し上げますと、36.3%が今回の工事で40.8%に上昇するというものでございます。 ○大西吉文委員  全体的にはまだ6割残ってるわけですので、これを何とか100に近づけるように努力していただきたいなと、このように思いますので、よろしくお願いします。 ○一瀬裕子委員  すみません、1つ漏れてたんですけど、手洗い場ですね、トイレの中の改修予定の手洗いのところなんですけども、これはセンサー式ですかね。外出たところの廊下は全部センサーになってるっていう、トイレの中もセンサー式ですか、それだけ。 ○藤林孝幸教育部次長  トイレの中の洗面にあります蛇口につきましては、全て自動水栓を設置する予定でございます。 ○一瀬裕子委員  今回コロナの感染症対策で、廊下に設置してある外の洗面台とか全部センサーになりましたけども、それ以前に改修されてるところももちろん前から自動水栓になってるんですね。トイレの中の手洗いは全部自動水栓と考えて。(「はい」と言う者あり)ありがとうございます。 ○澤田扶美子委員長  ほか、ございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  説明員の交代をお願いします。11時10分まで休憩します。           〔説明員交代〕           午前11時00分 休憩         ─────────────           午前11時10分 再開 ○澤田扶美子委員長  では、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  選挙管理委員会事務局関係の審査を行います。  報告事項に入ります。  (2)商業施設における期日前投票所の増設についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  委員会報告資料、商業施設における期日前投票所の増設についてにつきましてご報告申し上げます。  お手元の資料をご覧ください。まず、1、概要ですが、投票者の分散により当日投票所の密を回避し、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るとともに、有権者の投票機会を増やすために、試行的に期日前投票所を商業施設に1か所増設するものでございます。  次に、2の試行実施選挙でございますが、令和3年度城陽市長選及び衆議院議員総選挙での試行実施を予定しております。  次に、3の場所などでございますが、増設場所は商業施設アル・プラザ城陽の4階を予定しております。投票所の面積は約80平米でして、投票時間は午前10時から投票所の閉鎖時間となります午後8時までとしております。投票期間は、投票期日の前3日間、木曜日から土曜日までとしております。  次に、4の人員体制でございますが、1つ目に、正規職員といたしまして、期日前投票所のシステム管理や投票者の安全管理などのため、投票時間中、職員が常駐することとしております。2つ目に、派遣職員でございますが、期日前投票の受付及び新型コロナウイルス感染防止対策の入場整理や備品の消毒などのため、人員配置を行います。3つ目に、投票管理者・投票立会人でございますが、投票管理体制といたしまして、公職選挙法に基づき投票管理者1名、投票立会人2名を設置いたします。  最後に、その他といたしまして、上記以外の選挙に係るアル・プラザ城陽への期日前投票所の設置については、試行実施による結果・影響等を分析の上、実施の可否を判断してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○澤田扶美子委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○太田健司委員  では、1点だけお伺いいたします。  4番の人員体制の(3)なんですけれども、前述の職員さんの人員体制については、職員さんの母数も大きいので何とか捻出していただくということになると思うんですけれども、この投票管理者さんと投票立会人さん、これは限られた中から行っていただく。また、市役所でも通常の期日前投票もあると。そこで、そこのご負担が気になるんですけれども、人員確保については大丈夫なんでしょうか、お聞かせください。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  それでは、期日前投票所の増設に係ります投票管理者及び投票立会人、こちらへの人員体制は万全かという質問に対しましてお答えさせていただきます。  現在のところ、予定しておりますのが、市役所での期日前投票所と同様に、選挙管理委員、それから明るい選挙推進協議会の委員の皆さんを投票管理者・投票立会人として配置をしていくことを検討している状況です。この輪番につきましては、今も非常にご負担がかかってる状況ではありますが、事前に調整をした上で、きちんとした、負担のかかりにくいローテーションを協議しながら組んでいく予定でございます。 ○太田健司委員  今お答えいただきましたように、選管委員さん、明推協さんということで、いつもどおりのご協力いただくという中で、先ほども申しましたように、人には限りがございますし、この2団体さん、市南部に位置してるということで若干の距離の違いも、やっぱり市役所と違って、中心と違って、また出てくると思いますんで、できる限りご負担が軽くなるようなローテーションを組んで、しっかりとそこ、意見交換して、相談して進めていただきたい、このように思います。 ○小松原一哉委員  失礼いたします。選挙に係る投票のシステムといいますか、過去から追っていきますと、期日前が始まって、そして投票率がどれだけアップしたのかなっていうことも物すごく気になるところなんですけど、今回このように市内の商業施設にご協力をいただいて、こういう試みがされるということは、前向きに取り組んでおられるっていうことは1つ評価したいと思うんですけど、そこでお尋ねしたいのは、まず投票時間の設定、これは恐らく商業施設の営業時間との兼ね合いもあると思うんですけど、あと投票期間ですね、投票期間は木、金、土、投票期日の前3日間ということで、この設定はどのような基準でされたのかということと、あと、この会場になりますところがアル・プラザの4階ということで、なかなか人の動線からいくとあまり人が行きにくいところに設定されてるんではないかという懸念があるんですけど、その辺、有権者、市民の方にこういうところで期日前できますよということを周知徹底することと、実際この会場に来られたときに1階から来られたりとかする場合に、投票場所はどこやという、動線確保とか、そういうとこら辺の配慮はどのようにされるのかということ。それともう1点、5番目のその他のところにありますけれど、上記以外の選挙について、要するにこれ、試みでされて、その後の選挙のときにまた同じようにされるのか、また設定を変えてされるのか分からないですけど、その辺はどの辺の基準でそういう、また継続してやろうというもくろみを持ってされるのか、その辺、教えてください。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  まず、期日前投票所の開設期間、それから開設時間についてのお問いかけについてお答えさせていただきます。  この期日前投票所の増設につきましては、先ほど来申し上げてますとおり、試行的な実施でありますということで、先行実施をされてます近隣市、宇治市さんの例に倣いまして、投票日の前3日間、木曜日から土曜日の期間、それから開設時間につきましては、お見込みのとおり、アル・プラザ城陽の開店時間、そちらに合わせまして10時から午後8時とさせていただいてるものでございます。  それから、4階で実施を予定しておるということですが、それが投票者の皆さんに分かりにくいのではないかということで、この周知等についてはどのように考えてるかということにつきましてですが、これにつきましては、従来より選挙管理委員会のほうで発行しております選挙に関する広報じょうようの特集号、城陽市のホームページ、それから期日前投票時に事前に郵送しております入場券、こちらでのご案内等によりまして周知を予定してるものでございます。なお、商業施設の動線、こちらにつきましては、商業施設とお話をする中では、消防法等の制限もありますので、十分に調整をしながら、例えば掲示、貼り紙等をしていきたいという話になっております。  それから、今後の実施について、その他の事項に記載させていただいたもの、どのように考えてるかというお話ですが、現状、今の段階で可能性までははっきりとどのようにという形はお答えできませんけれども、ある程度調査した結果を分析しまして、例えば投票機会の確保ということで一定の効果が得られまして、問題が特段生じなければ継続してやっていくことももちろん検討していきましょうし、逆に増設したときの効果が見られなかった場合は、その辺りも含めて検討していくことになろうかと考えております。 ○綱井孝司総務部長  すみません、少し補足のほうさせていただきます。  まず、投票期間を最後の3日間、木、金、土に設定した理由ですけど、今申し上げましたように、宇治市が同じくアル・プラザの宇治東のほうでされました。そこを参考にはさせていただいてるんですけども、我々としましても、期日前投票の投票がやはり最後の3日間が非常に多いということで、ここに1つ持ってくるのは一番効果的であろうということで、今回はやっぱり試行なので、全日同じようにやることがちょっと不可能だということで、まず3日間に設定したんですけども、さらにその中では一番投票が多く見込める最後の3日間に設定したということです。  それから、今後の継続していく基準といったようなお問いかけについてなんですけども、ここはやはり我々も、これやったことがありません。これまでも議会の中でもそういう要望等ありましたけれども、我々、検討する中で、なかなか踏み出せなかったと。そういった中で、今回、世の中のいろんな情勢やコロナ対策も踏まえて、我々も今回やっていこうということで、1か所増設をさせていただきました。このやった中で、今もいろいろ質問いただいておりますように、多分いっぱい課題が出てくると思います。その中でも、我々、現状、そこ潰せると思って今やってるんですけども、まだまだ分からないところがいっぱい出てくると思います。ですから、今はこの基準でもって、これであればやるとか、そういったものではなく、きっちりやれたら当然、今後も継続していきたいと思いますし、どうしても何か困難な、やれない事情があったら、それはやめるかもしれません。それは、やはり今回、これまで困難だと思っていたけども、やるということでやりますので、とにかくその結果を見て、その内容を分析して今後については判断したいなというふうに思っています。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。
     今、最後の試行で行うけれども、その結果の分析については実際やってみないと分からないというお話だと思います。私も、現段階でこれぐらいの数があれば次もやりましょうっていうのは、それはもう難しい話だと思います。過去、今まで見てきても、これは全国的に投票率っていうのはどんどんどんどん低下してる中で、各自治体でも投票の在り方っていうのを工夫されて、例えばこういう期日前もいろんなところで投票できるようなことをやりつつも、投票率全体からいうとやっぱり低下していってるなと思いますし、ただ、期日前投票っていうのは前回の城陽市で行われた選挙においてもかなりの、その前々回に比べれば期日前投票の数はかなりアップしてますんで、そういうことを考えていくと、こういう期日前投票のやり方っていうのはやっぱり有権者にとっては選択肢が多いほうがある意味、一定、投票率を下げるのを少しは抑制する効果はあるのかなとは私たちも思ってますので、ぜひともこれ、十分に研究していただいて、今回はアル・プラザ城陽ですけれども、これが地域的にほかにももっと適切な場所というか、いい場所があるのかどうかということも含めてご検討いただければいいのかなと思います。  私たち議員は選挙によってこの席に座っているわけなので、大変大きな問題なので、その辺、基本的には全体の投票率を上げる方法として一番いい方法はどういう方法なのかということをずっと追求していただきたいと思います。これは要望としてお願いしておきます。以上で結構です。 ○乾秀子委員  最後、その他の、どういう課題をクリアしたら実施に至るのかなというところを聞きたかったんですけど、今ご答弁いただきましたんで、結果が本当に出るようにと思ってるんですけど、投票に係ることですし、やっぱり安全性っていいますか、権利を行使するっていう形で、別に1か所で投票所があるときは管理しやすいと思うんですけども、2か所で投票を行うってなったときに、安全性っていいますか、投票が確実に1票として確保されるっていう安全性っていうのは、8時までされてて、どんな形で保管されて、最終、多分、期日前投票分として入れられるんだと思うんですけど、その辺ちょっとお聞きしたいのと、二重投票とかにならへんのかなという、チェックなんですよね。  それと、それから2番目の派遣職員というのは、普通の正規の職員さんとどう違う方がどんなふうに人員配置されるのかっていうのと、あとはちょっと重なってましたんで、それだけお聞かせいただけますか。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  それでは、まず、増設します期日前投票所における投票の安全・確実に実施できるかというご懸念についてのお問合せですけれども、こちらにつきましては、期日前投票所が複数箇所になることに伴いまして、投票のシステム自体は1つで運用しております。これを並行して監視するために、市役所の職員と定期的に連絡を取りまして、票のずれ等が生じないか等については確認をしていく予定としております。  同様に、二重投票のお問合せにつきましても、これはシステム上で管理するものとなっておりまして、ご存じかと思いますが、入場券のほうにありますバーコードリーダー、これを読み取りまして投票者を確認させていただくこととしておりますので、二重投票はシステム上、する場合にはエラーが発生するということで、支障のない形での運営が可能かというふうに考えております。  それから、人員配置の件ですけれども、こちらにつきましては、常駐させていただく職員は、先ほど申し上げましたシステムを監視するための職員、それから安全管理ということで現場を管理する責任者、それから投票済み証明書等の配付やこの期日前投票所に関する説明等を行う職員を配置する予定としています。また、派遣職員様につきましては、市役所と同様、投票所の事務に従事していただくということで、投票所の受付、それから投票用紙の交付等、同様の業務を実施していただく予定としております。 ○乾秀子委員  すみません、派遣職員というのは庁内の中から違う部署の方が行かれるという意味ではないのですか。どこかから来られるのか、ちょっと分からない。教えてください。  それから、システム管理でエラーが出るので二重にならないということなんですけれども、そうしましたら、必ず、そうですね、はがきのほうですよね、整理券というんですか、それを持参して、ここに行かないと絶対投票できないっていう形のものですよね、バーコードでチェックするっていうことだったら。1回目の市長選について、こういう形でアル・プラザに期日前投票所が設置されるというのはいつ頃、広報される予定なんですか。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  すみません、先ほどの派遣職員のお話についてですけれども、派遣職員は人材派遣会社さんと契約を結びまして、その職員さんが派遣されるというふうな形になっております。  それから、二重投票につきまして、入場券がない場合、この受付でございますが、入場券がない場合につきましては、期日前投票の際には事前に宣誓書の記載が必ず必要となっております。これに記載されております氏名、住所、それから生年月日、それを照合しまして、システムのほうに入力をしまして、投票の実施、それから未実施のほうを確認していくと、突合していくというふうな形になっております。 ○乾秀子委員  すみません、広報がいつ頃になりますか。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  すみません、質問に対してちょっとお答えできてなかった部分なんですが、市長選と衆議院選に係る広報の時期がいつかというお問いかけだったかと思うんですが、市長選につきましては、前回の例でいいますと、9月の初旬あたりに周知するというふうな形になっております。衆議院につきましては、ちょっと解散がいつ頃になるかというのは分からないんですが、速やかに発行するものとしております。 ○乾秀子委員  すみません、市長選挙についてはね、期日がもうお知らせしていただいていると思いますし、衆議院のことにまでちょっと私はお尋ねはしてないんです、まだ分からないことですしね。ただ、期日前投票所がこういうふうにできますよっていうことは、地元紙の方は、読んでられる方はご存じの方があると思うんですけど、ふだんアル・プラを利用されている方でご存じない方もあると思いますし、4階のほうで期日前投票ができますよっていう、こういうふうにしてできますっていう詳しいことでなくても、初めてこういう形で期日前投票所を設置しましたっていうような広報はされる予定ですか、されるんですかね。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  すみません、そうです。事前に期日前投票所の増設につきましては、広報じょうよう特集号、それから市のホームページ等で周知をしてまいる予定でございます。 ○乾秀子委員  はい、分かりました。ありがとうございました。 ○熊谷佐和美委員  失礼します。今回の案件につきましては、予算措置を補正予算でされてるわけでございますけども、まず、市長選挙と衆議院選挙が同日であれば一番効率的ですけども、恐らくオリンピック・パラリンピックの日程等鑑みると、衆議院はいつ解散されるか分かりませんけども、一緒になることはまずないであろうと考えられますし、また、近い時期にこの2つの選挙が行われるんではないかなというふうにも1つの想定はしてるんですけども、そういう中で、予算措置なんですけども、例えば先ほどの派遣職員さんですね、これが期日前の場所が増える、また回数が増えるっていうことで、予算措置はもちろん増えていくわけですし、そういう意味で、今回の補正予算の分で、どのような状況であったとしても今の分でいけるっていうことでいいのかどうかっていうことと、それと、今回初めて試行されるわけですので、アル・プラザにおいでの方には簡単なアンケートをもしよければ実施していただきたいなって思います。例えば校区であるとか、年代であるとか、あと簡単なものを、丸でできるような、できると思います。というのは、やはりアル・プラザのほうは城陽市の南側のほうの富野校区に位置しておりますし、あまりにも住民に偏りがあるようであれば、今後ももしされるときに、全体的な公平性っていうんですかね、そういうようなことも鑑みながら、投票率を上げるっていうことが1つの目的でありますけども、どういうふうな、分析をする上で1つそういうことを実施をされる予定はないのかどうかお聞かせください。  それと、投票期間の考え方は今回分かりました。というのは、ただ、市長選挙と衆議院選挙っていうのは選挙期間が違うわけですし、地方選挙と、また国政選挙とどうしても選挙期間が長さが違いますので、そこを思うと、やはりもう少し衆議院選挙は今後は投票期間が長くてもいいのではないかなっていうふうに考えるんですけども、ちょっとそこら辺の考えを教えてください。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  それでは、まず予算的に今回補正予算で計上した分、これで十分賄えるのかというお問いかけかと思いますが、一応今の見通しとしましては、特段の追加の工事等が発生するような予定もございませんので、この予算の範囲内で進めていくことを考えております。  次に、簡単なアンケートですね、今回、増設に係りまして実施してはというふうなお問いかけ、ご要望でございますけれども、そうですね、近隣市のほうで実施しております状況につきましては、かなりの混雑が想定されたということもありまして、今回ちょっと新型コロナ対策で密を回避するということが大前提としてありますので、実施のやり方については非常に難しいハードルではありますけれども、どのような方法が可能かということは調査検討してまいりたいと考えております。  それから、選挙の期間が国政選挙、地方選挙、それから国政選挙でも選挙の種類によって期間が違うので、衆議院選の場合は延ばすというふうなことも検討してはどうかというお問いかけでございます。こちらにつきましては、今のところ想定されているコスト、それから物件費のめどが立つというところがこの3日間で試行的に行うというところになっていますので、これが同じような期間実施するということになれば、当然、人件費、物件費ともに増加していくことになると思います。そうなりますと、人員体制をどうするのかというところも十分考えていく必要がございます。この辺りにつきましては、まずは試行実施、こちらの結果を踏まえて分析しまして判断していきたいと考えております。 ○熊谷佐和美委員  今回、試行実施して、次にね、結果分析をやっていくっていうことでございますので、そのためにっていうことで、先ほど申しました投票期間のほうの考え方なんかも選管のほうでもう一度整理をしていただきたいのと、それと地域性であるとか、アル・プラザをご利用の方の年代であるとか、そこら辺は1つの分析の何らかの手だてにもなっていくのではないかっていうのが、例えば今後、投票率が上がるっていうのが一番大きなあれですけども、ただしこれは前回の衆議院選挙でしたかね、参議院選挙でしたか、すごい嵐で本当に警報が出てね、本当に大変な状況の中で投票率が下がるっていうこともありましたし、こればっかりは投票率上げたいけども、いろんなことを鑑みないと計画としては分かりにくいとこあると思うんですけども、ただ、市民の皆さんが1つでも期日前投票所が、例えばわざわざ市役所に近い方は市役所に行かれる、アル・プラザに近い方はアル・プラザに行かれるということで、選択肢が増えるっていうことはすごくいいことだなって思いますので、できるだけ分析する材料っていうんですね、1つでも増やした上でせっかくされるわけですから、今後、もし増やすに当たりましても、予算措置が要るわけですし、来年は参議院選挙がありますし、その次は地方選挙がありますし、これ毎年あることですので、1回やる限りはちょっと先のことまでやっぱりきっちりと分析というかをしていただきたいなっていうのが要望でございますので、よろしくお願いいたします。 ○一瀬裕子委員  失礼します。先ほど答弁の中に先行実施された宇治市に倣ってこういう試みをされるということでお聞きしたんですけども、宇治市で実施されたときに、主に投票率だと思うんですけど、効果と、あと課題ですね、どういう課題があったのか。同じように同じ系列の商業施設ですので、そういうところで何か課題があったのか、それに対しての城陽市としての対策ですね、どういうふうに考えておられるのか。商業施設は普通に営業されてますので、そこにご迷惑をかけることがあったら、また今後ね、使えなくなったりしても駄目なので、どのように考えていただいているのか。先ほど動線の確保とかで質問ありましたけども、誘導員の配置とか、入場整理って書いてありますけども、誘導員とかも含んでいるのかなとか思ってるんですけども。  それとあと、この4階の投票所の面積80平米なんですけども、何人の方が入れるのか、記名する台数ですね、何台入ってるのか。先ほど熊谷委員もおっしゃってましたけども、投票当日が悪天候というのが予測される場合、気象予報なんか台風の接近とかいうのは早めに分かりますので、そのときに期日前投票所がパンク状態になりますよね、市役所のね。アル・プラザだったら車で行って、駐車場も広いし買物のついでに行けるし、投票日当日が天候が悪くなったっていうの前もって分かった場合はすごい人が殺到するんじゃないかなと思うんですよ。そういうときに、いろいろ想定されてるかと思うんですけども、いろんな場合の対策、これだけの派遣職員もおられますけども、大丈夫なんかなとすごく不安には思いますけども、まずちょっといろいろと言わせてもらったんですけど、対策としてどのようにお考えか教えてください。 ○野中雅幸選挙管理委員会事務局長  それでは、まず、宇治市さんのほうで先行実施をされました期日前投票所の増設に関する効果、それから課題につきましてと、そのことに対する対策ですね、それから面積が何人の人が入れることを想定してるのかということと、それから悪天候等の不慮の事態に対する対策を行っているかどうかについてのお問いかけについてお答えさせていただきます。  まず、宇治市さんのほうで実績として出ておりますのが、期日前投票所としましては増設分が5,060人来られてるということでございます。同時に宇治市の市役所の本庁舎のほうでも同時に実施をされておりまして、この宇治市長選の全6日間では7,758人来られてると。うち、増設のを3日間を同じ本庁のほうで比較しますと4,445人と、大体五、六百人ほど多い状況であるというふうに考えております。同様に城陽市のほうでも増加が見込まれますことから、先ほど申し上げておりました派遣職員ですね、こちらが最終日の投票期日の前3日間と非常に多くなる見通しでございますことから、これまでどおり市役所での派遣職員同様、人を多めに配置をさせていただいております。  それから、効果といたしましては、思ったよりもやはり先ほどの人数のように人が来られてるということもありますので、これに対しまして入場整理のための職員をつけまして混雑をなるべく緩和するとともに、あと商業施設の商業エリアと隣接してるということもありますので、そこにご迷惑がかからないように、万が一商品の陳列棚が転倒、誰かがぶつかって例えばけがされたりとかいうことがないように、その辺りの安全管理、このためにも職員のほうを置かせていただく予定としております。  次に、面積的に何人の人が入れるかというところなんですけれども、こちらにつきましては、そうですね、選挙の種別によりまして、記載台の設置台数、それから投票箱の設置個数ですね、この辺りが変わってくるので、何人というふうな形ではちょっと厳密にはお答えできないのでよろしくお願いいたします。  それから、同様に悪天候の対策につきましても、先ほど同様、派遣職員を増員してるということで、混雑の緩和、これに従事していただくということを考えております。 ○一瀬裕子委員  何人の方が入れるかっていうのは分からないっていうことなんですけども、入場制限っていうのです、一度に何人が来られるとかいう予測じゃなくて、一度に入ってくれはる、入られる方ね、入場制限されるんでしょう、じゃないんですか。一気には入れんし何人かずつを入れはると思うんですよ。それで入場整理されるでしょう。それが何人かなと思って。 ○綱井孝司総務部長  今、市役所でも期日前投票をしておりまして、同じような面積の会場を今回準備するんですけれども、やはりそこもたくさんになりますと一旦外で待っていただくみたいな形で、会場の中に何人までというよりも、スムーズに投票が行われるような人数を順次入っていただくみたいなことをしています。そういう整理は同じくやりたいなと思いますので、混雑して中で人が止まって列ができるというようなことは、それは場所がそんな待ってもらえないので、入れないというような形でやりたいなと思います。  それから、今回の会場が80平米ということなんですけども、逆に宇治市では課題としてたくさん人が来られて混雑したみたいなんがあって、混乱したところもあったみたいなので、我々は逆にそういった仮設的な場所ではなく、きちっとした会議室のような閉じられた空間の中でやれますので、そういった面では市役所でやってるのと同じような、そういった形での期日前投票をしていただけるのではないかなというふうに今思っています。 ○一瀬裕子委員  ちょっと閉じた空間で会議室ということで、安全に投票していただけるっていう利点もある反面ですね、場所が分かりにくいとか、何かアピールにはなかなか効果的ではないんじゃないかなと思うんですけども、アル・プラザの城陽の構造上、一番メインのところセントラルコートなんかでやったりしたらすごく目立つし、それですごく市民にとったら、わっ、ここでやってはんのやという知らなくてもアピールになるし、今日は持ってきてないけど、明日来ようかとかね、買物ついでに知ってもらうっていうのはすごくアピールになるんやけども、それがエスカレーターの上から見れるとか見られるとかいうこともあるので、こういう閉鎖的な空間にされたっていうふうに聞いたんですけども、それは見えないようにするような工夫もできないでもないんじゃないかなと思うんですけども、宇治市の課題があって、そこで対策でこう考えられたということで、それはしようがないのかなと思うんですけど、場所的に4階のたしかこれ一番奥のほうだったと思うんで、そこに至るまでにはいろんなお店がね、たくさんあるんで、そういうところにご迷惑かからないようにするっていうために、先ほども答弁にありましたけども、派遣職員の方、多めに配置して人員整理されるっていうことですので、そこだけは本当にお願いしたい。本当にたくさん多分、来場されると思いますので、そこのところは誘導員、誘導など安全にしていただきたいと思いますので要望したいと思います。お願いします。 ○大西吉文委員  これはそもそもは国民投票法というものの改正に伴ってターミナルだとかそういうとこでもできますよっていうことになったために城陽市もこういうところで設置しようかなというふうになったんだ思うんですけど、我々議員も考えないかんのは、18歳の方々を投票に入れようっていうて、投票人口を増やしましたけれども、結果的には投票率ちゅうのは増えてないわけですね。我々市議会議員の選挙でも、一番市民と近い選挙であるにもかかわらず、50%を切ってくると。正直言うて出てるもんは非常に寂しい感じがしてるわけですね。これは何かいうたら結果的に政治離れしてると。国で言うたら国民から政治離れをしてるということですんでね、これを何とかやっていこうというのがこの間の国民投票の改正じゃなかったかなというふうには私は思います。  今回、それにのっとって城陽市はアル・プラザでやっていこうという1つのここにも書いておりますように、試行なさるわけなんですけどね。ただ、一番直近の選挙となりますと、先ほどお話も出てましたけれども、衆議院の選挙は恐らくオリンピックの後になるだろうというようなことになってますんで、恐らく10月ぐらいになると思うんですね。そうすると、私どもも市長選挙が9月が任期満了になってますんで、9月に必ずあると思うんですね。そのときに、コロナがどれだけ終息に向かって進んでるかっていうことですね。昨日のニュースでは、京都府は四十何位で14%ぐらいですね、ワクチンを打ってる率が、それぐらいです。一番多いとこでも三十何%で40%いってない。今、城陽市はどれぐらいのパーセンテージになってるかということが1つね。  これまあ1つ増やすことによって、先ほどからのお話を聞いてると、誘導員だとか、それからいろいろな方々の応援団といったら変な言い方ですけど、関わっていただく方々が多くなってくると。こういう方々のワクチン対策はどのようになさるのかということですね。このまず3点を聞きたいと思います。 ○綱井孝司総務部長  すみません、まずコロナの今、城陽市の状況なんですけども、私ども今、選管のほうでは情報を持ち合わせておりませんので、どれだけの方がなっておられるのかのパーセントというのがちょっと正確にお答えすることができない状況です。  それから、この市長選が9月に実施されていく中でのそういった従事する人間のワクチンの接種についてですけれども、こちらにつきましても、特別に今のところ従事する者を優先してワクチンを打つっていうような、そういった考えは今持っておらず、通常の我々日常、市民の方々と接する仕事をしてますけれども、そういった中で、我々も通常の形で今はワクチンを打っていくのかなと思っておりますので、選挙についても特別な何かワクチンを早く打つとかいったようなことは今からちょっとできないのかなというふうに思っています。 ○大西吉文委員  あのね、やはり投票所いうのは案外密になるわけですね。したがって、ここにも書いてるように、密を回避しって書いてあるわけ、投票所は密を回避しってね、自分らで書いてるわけやん。そしたら、そういうところで業務に携わっていただく方々は、やはり早くワクチンを打っていただいて、ワクチン打っても2回打ちましたからいうてすぐに効くもんちゃいますよ。二、三か月せんと抗体ちゅうのはできませんよ。だから、9月の選挙に間に合わそうと思ったら、今打っとかへんだら間に合わへん。そういうもんなんですよ。だから、アル・プラザの方も含めですね、そういう方を優先的にやっぱりやっていくということが大切じゃないかなと。その辺が日本は政治的にも判断がちょっと鈍いのちゃうかなというふうに思います。  だから、この間の、これは余談になるかも分かりませんけど、オリンピックでどっかから入ってきた選手は、1人、陽性反応出た言うてますわね。国はそういうものを未然に防ぐと言うてるけれども、既に入ってきて1人おるわけですよ。そういうことのないように、我々地方自治体はそういうことのないように、少なくともやはりこれに携わっていただく選挙管理委員会の方々に対しては、できるだけ早く2回の接種をしていただけるようにきちっと手当てをしていくというのが僕は大切だと思うんです。その辺の今の部長の考えではそういう考えはないということやったけれども、改めてお聞きしますけど、やっぱりそういうことはきちっとやっていくべきちゃうかと思います。 ○本城秋男副市長  今、大西委員からおっしゃいました密対策も含めまして、そういう市民の方と接する機会のある職員等につきましては、そういうワクチン接種、それは非常に大切なことであるという当然認識はしております。この投票所もしかり、大きく言いますと市役所の窓口にも通じる話かなというふうに考えております。ただ、ご存じのように、現行の国の制度設計ですね、そこでは残念ながら今のところはそこまでが含まれていないということになっておりますので、必要性は感じてはおりますが、なかなか今委員のおっしゃいましたとおり、やりますというのはなかなか難しい状況でございます。必要性は当然感じているところでございます。  それと、この今回の投票所の増設についてのそもそもの考えでございますが、委員からもおっしゃいましたように、国の制度が変わったであるとか、国から投票率アップのために様々なところで投票する機会を設けるべきやというような要請等もございました。今回踏み切った理由の理由としましては、今委員がおっしゃいました内容と、それと現実的にご存じのとおり4年前の衆議院選挙の期日前投票ですね、特に直前の、投票日直前の期日前投票で非常に市役所の期日前投票所が大きな混乱が起こったと、待ち時間が非常に長くなってしまったと、こういうこともございまして、やはり改善が必要というところから踏み切ったもんでございます。これまで様々な議員さんから要請がございましたが、システムの面でありますとか、答弁これまで申し上げてきたのは、やはり城陽というのは市域的には他団体に比べて非常に狭いというところとか、当然経費の問題がございます。そういうことで、なかなか踏み切ることができなかったんですが、今申し上げましたように、国からの要請であるとか、前回の城陽市の状況等から踏み切らせていただいたと。  他団体の状況を見てますと、必ずしもこれをしたからといって投票率が前回に比べてアップするというのは、これはなかなかまた別の問題でございます。今回のその他のところでも先ほどから委員さんからご質問いただいたんですが、やはり検証としまして、1つのファクターとしましては、期日前投票の待ち時間がどうなったかとか、そういうところも1つの検証の項目かなとは思っておりますが、そういうことを含めまして、とにかくまずはできる限り密対策も含めて実施していきたいと、試行的に実施していきたいということでございますので、何とぞご理解のほどお願い申し上げます。 ○大西吉文委員  いや、行政側の立場もよう分かります。国が決めたことにノーと言うたら、これやっぱり向こうも勤務評定みたいなのつくってまして、城陽市に対して協力してなかったからちゅうて、交付金をあまり多く出してくれないとか、そういうことがありますんで、これは国の制度にはきちっとのっていかないかんと思いますけれども、それと併せて、のっていく以上には、城陽市民の今このコロナが非常に蔓延してますんで、それに対するやはり関わる方の安全対策ということをしっかりとやる以上は、行政側が主導権を持ってやっていくということが大切だと思いますんでね、その辺はまだ少し時間がありますんで、福祉保健部等とか横の連絡も取りながら、できるだけワクチンの接種を積極的に進めていただく。それがまた逆にワクチンの接種パーセンテージを上げることにもつながるわけですから、そういうことも含めましてご努力いただくことを希望いたします。 ○宮園昌美委員  時間が押し迫っておりますけども、何か今までずっと聞いてますと、雰囲気的にやめとけという雰囲気でんな。いやいや、期日前投票、今回、やめとけと。どういう政治的裏があんのか知らんけど、もうちょっと、おい、やれよ、頑張れよと言わはんのかな思ったら、みんなあれやこれや、今選挙やってる、昨日もどこか知事やってましたけども、不要不急の用事やというような選挙やってますやんか。今のずっと聞いてるとそのこと実は否定してるような意見に聞こえるんですけどね、あれがどうやとか。  これは今の時点で投票日に行かんなんということは絶対義務やけども、ほかの日に行くことは義務じゃないわけですよ。自分の勝手ですやん。アル・プラに行こうと期日前の城陽市役所に来ようと自由なわけですよ。自由に選んだらええわけですよ。役所が選ばすわけじゃないんやから、今取りあえずこういうお試しでやるとか言うてる、お試し期間なんやから、取りあえずやって、コロナの影響でね、少なかったとか、それ分からへんけども、そういう大西委員が言ったように、最大の努力は当然すべきですけども、何か雰囲気的に何や今回の僕聞いた印象ですよ、全員何か聞いてたら、何か皆反対や、何で今頃すんねんというような雰囲気なんでね、じゃなくて、じゃないんでしょう、やりなさいということなんでしょう、基本的には。そういう意見ここ出ないんですよ。あれやこれやこれや細かいことばっかし言う、取りあえずやりますと、これ四、五年前からやってはるわけやから、ちびちびちびちびやってるとこと、宇治でも最近ですね、やられたのは。ただ、その中で縮小でもいいから取りあえず形だけでもやるとか、時期的にはこれは分悪いけどもやね、それはやっぱりもうちょっと励ましの言葉を僕は聞いてほしいかなと、言ってほしかったなと思いますけども、それに対するちょっと行政側のご意見ございましたら言うてください。質問ありませんけども。 ○本城秋男副市長  大変心強いお言葉いただきまして、感謝いたしております。いろんなご意見いただきましたが、先ほど申し上げましたように、まずは試行ということで取り組んで、前回の1か所に比べてやってよかったなという結果が出るように我々も最善の努力をいたしますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○宮園昌美委員  結構です。 ○澤田扶美子委員長  ほかにございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  なければこの程度にとどめます。説明員の交代をお願いします。  1時15分から再開したいと思いますのでお願いいたします。           〔説明員交代〕           午後0時06分 休憩         ─────────────           午後1時15分 再開 ○澤田扶美子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  企画管理部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (3)城陽市公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  それでは、城陽市公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画について、お配りいたしました資料に基づきご報告申し上げます。  A4判資料の1ページをご覧ください。1、計画策定までの経過でございますが、こちらは平成29年2月に策定いたしました城陽市公共施設等総合管理計画の策定に至った背景を再掲するなど、これまでの経過をまとめたものでございます。  まず、策定の背景でございますが、近年、高度経済成長期に整備された公共施設等が集中的に更新時期を迎えることや、変化する利用者ニーズへの対応が全国的な課題となっている一方で、地方公共団体の財政は非常に厳しい状況にあります。そうした状況の中、国は、地方公共団体に公共施設等の今後について、更新、統廃合、長寿命化等を定める計画の策定を要請し、これを受けまして、本市は平成29年2月に城陽市公共施設等総合管理計画を策定いたしまして、議会にも報告させていただきました。その後、施設ごとに長寿命化計画の策定に取りかかりまして、今般、令和3年3月末に策定が完了いたしましたので、ご報告させていただくこととしたものでございます。  次に、2、個別施設整備計画の統一的な考え方でございます。ここでは個別施設計画の策定に当たっての考え方を箇条書にいたしました。個別施設計画の計画期間は基となる城陽市公共施設等総合管理計画に合わせて平成30年度から令和8年度といたしました。また、施設の今後の方針の決定に当たりましては、各施設の状況を次ページのフローチャートに当てはめたほか、地域バランス等含めて総合的に判断をいたしました。なお、庁舎や小・中学校など、既に計画の策定を終え、実行に移しております施設については、本報告から除いております。  2ページをお願いいたします。フローチャートについて左上のスタートのところから順にご説明を申し上げます。  まず初めに、地方公共団体の施設は自らが事務事業を執行するための公用財産と住民の一般的共同利用に供するための公共用財産に分類することができますので、フローチャートでは最初に施設の用途が公用か、それとも公共用かに分類をいたします。公用財産の場合はイエスの方向へ、右に進んでいただきまして、公用施設は行政が事務事業を行う上で廃止になじむものではないため、耐震性があれば現状維持、耐震性がなければ耐震化の上、現状維持することといたしました。  なお、フローチャートでは、こういった形で現状維持となりましても、今回、北部地域で減築を行いましたように、公用財産であっても面積を削減することで行革効果を得ることができる可能性もございますので、改修等の際は単に現状維持するのではなく、最適な手法を探求してまいります。  次に、公共用財産の場合でございますが、その1問目をノーの方向、下に進んでいただきまして、耐震性を確認をしております。耐震性を満たしてない場合はノーの方向、右に進んでいただいて、利用度を確認をいたします。利用度については、他の公共用施設の平均利用率を下回っていればイエスの方向に進み、廃止等を検討する施設であると位置づけております。平均利用率を上回っている場合はノーの方向に進んでいただいて、次に維持管理コストの状況というのを確認をいたします。維持管理コストについては、これも他の公共施設の平均コストと比較いたしまして、高い場合については廃止等を検討する、低い場合は耐震化を図るという形にしております。また、現状で耐震性が確保できてる施設についてはイエスの方向、下に進んでいただいて、耐用度というものを確認します。  この耐用度はこの計画の期間満了時、令和8年度において耐用年数を超過するかしないかということで区分するものでございまして、耐用年数を超過しない場合はノーの方向、右の方向に進んでいただいて、その後は先ほどと同様に利用度であるとかコストというものを比較して区分をいたしております。また、耐用年数を超過してしまう場合は、利用度によって現状維持だったり廃止等検討、それから改修等検討すると、3通りに区分することといたしました。  次に、3ページをお願いいたします。3ページ、少し字が小さかったのでA2サイズの拡大判をお配りしてますので、そちらを見ていただいても結構です。この表は今ご覧いただきましたフローチャートに各施設の状況を当てはめました結果などから、今後の方針を作成して一覧表にまとめたものでございます。  右から5列目がフローチャートによる評価でございまして、その右側が今後の方針の概要でございます。今回、時間の関係上、現状維持以外の区分について少し説明をさせていただきます。  一番左から1列目の番号で申し上げますと、まず5番目の福祉センター、それから11番目の鴻ノ巣山散策道でございますが、これらの施設はいずれも耐震性は確保されているものの、計画期間までに耐用年数を超過してしまいます。しかしながら、現状、利用度が高く、修繕費用も大きくないことから、今後、老朽化は修繕で対応しながら施設の長寿命化に努めることというふうな形でまとめております。  次に、22番の衛生センター、それから29番のうち右側に進んでいただくと施設名書いてあるんですけど、第3浄水場倉庫と、それから第2浄水場管理本館、こちらはいずれも公用施設でございますが、現状、耐震性に乏しい、もしくは耐震性が不明な施設でございましたので、今後、耐震性を確保して継続して使用していきたいというふうに考えております。  少し戻ります。28番の市営住宅でございますが、現状、耐震性であるとか利用度の状況から、将来的には全ての入居者の退去をもって廃止することというふうに考えております。  なお、現状維持とした施設の中でも、改修の必要性を認めるものがございましたり、特に17番の保健センターでありますとか22番の衛生センターについては非常に老朽化が進んでいるということもありますので、近い将来、何らかの対応が必要であると。今後、引き続き具体的な対応方法について検討してまいります。  次に、4ページをお願いいたします。4、個別施設計画の総括でございますが、ここでは公共施設等総合管理計画の中で、総務省のシステムで試算をいたしました1年当たりの平均経費と今般策定いたしました個別施設計画の中で確認した経費をそれぞれ比較して、最終的には年間1.9億円が減少するということを記載をいたしております。ただ、これは国の指針の中で経費をこの計画の中に経費を記載するよう指導がございますことから記載したものでございますけれども、もともと総務省の試算ソフトに当てはめた金額で出したもので、実際の施設の老朽度を加味したものではなく、また国・府補助や起債など、財源も考慮したものではないため、単純に比較できるものではございません。ただ、今回は個別計画の策定に当たりましては、経費や行革効果に主眼を置いたものではなく、あくまで耐震性や耐用度、利用度、コストといった施設の現状を踏まえるとともに、社会情勢の変化や地域バランスも考慮して、かつ後年度の財政負担の不均衡がないことを確認しながら方針を決定したものであることをご理解いただきたいと思います。  最後に、今後の各施設の方針につきましては、3ページに先ほどA2判の資料で見ていただいた方針を基本としつつ、改修等行う際には国・府補助の有利な財源の活用により、一般財源負担の軽減にも努めてまいります。説明は以上でございます。 ○澤田扶美子委員長  では、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○太田健司委員  それでは、2点お伺いしたいと思います。  1点目は、本体の計画期間が既に4年近く経過しておるわけですけれども、個別が今の時期になって統一がこの時期になったというところで理由をちょっとお聞かせ願いたいのが1点と、もう1点が、10年間で走る感じやと思うんですけれども、状況、途中で変わっていったりとかがあると思うんですが、その辺り見直しを、今、既にこんだけ走っているんで、間っていう間ぐらいのとき来ちゃってるんで、途中の見直しっていうのがね、来年、再来年ぐらい、5年で間でいったらなっちゃうんですけれども、見直しをかけていく予定はあるのかの2点、お聞かせください。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  本体から今回の個別施設計画まで時間がかかった理由なんですけれども、先ほど3ページで見ていただきましたとおり、かなりの施設がございまして、それぞれの施設ごとに計画を考えていくというようなものなんですが、やはり、こういった計画をつくる際には、総論賛成、各論反対ということもございますので、1つは統一的な基準をつくって進めていきたかったと。その統一的な進め方をもって、さらには見える化したかったということもあり、一旦施設の状況を全て聞いた上で基準をつくり、さらにその基準に当てはめていったということで、かなり時間がかかったということがございます。  それから、中間で報告させていただいている北部の再編なんかも並行して進めてまいりましたので、ばらばら報告するよりは一括で報告させていただいたほうがいいということで、かなりの時間を要したというものでございます。  令和8年度までまだ少しだけ期間あります。その中での状況変化が起こった場合ということでございますけれども、これは国の指針にもありますとおり、必要な際は計画の見直しをしていくということになります。 ○太田健司委員  今ご説明いただいたように、これまで大体行政のこういう判断とかがされる場合には定性的な話が多かったんですけれども、今回、ご説明いただいたように、定量的にまとめられてて、非常に統一された基準ということでおっしゃっていただいたんですけれども、このチャートもしっかりと分かりやすいというところで非常にいいなと思って見させていただいておりました。  そうですね、要望といたしまして、これから新築していく施設とかも多分あるとは思うんですね。これから新たに住民ニーズにのって施設を整備していくものあるとは思うんですけれども、そういった際にも今回での経験っていうのとかこういったデータっていうのをうまくこういう表現の仕方というのを使っていただいて、定量的にこうやって数字で示していただくと非常に判断がしやすいと思いますので、そこをよろしくお願いしたいと思います。 ○乾秀子委員  よろしくお願いします。  太田委員のほうからもありましたように、総合管理計画が最終年度の策定という形で、そっから個別に入っていただいて、今回は既に個別計画を立てた教育部門が全くないということなんですけども、当初からも統廃合というよりは長寿命化っていうふうな方針で進めてきていただいて、今回は社会情勢を見ながら、いろいろこれからもいろんなことが城陽市の中であると思うんです。  委員さんからの学校等の質問とかもありましたし、あるんですけど、私はちょっと個別にね、この施設一つ一つがどうのこうのというわけではないんですけれども、最後の4ページのほうに書いてあります個別計画の総括の文章なんですけども、もう一つちょっと理解ができなくて、どちらかというと公共施設の総合管理計画をつくる中で、やはり何ていうか、そこのかかる経費ですよね、長時間にわたってかかる経費は平準化するような形で自治体が大きな負担抱えないように、市民負担にそれが跳ね返ってこないようにということで、計画的にこれから公共施設を管理していこうということで始まってたと思うんですけれども、今回はここの文章がちょっとよく分からない。平均経費はこの試算でいくと1.9億円の減となりますっていうふうに書いてあるんですけれども、どちらかというと、この施設計画を進める上で、やっぱり大事なのは下から4行目で書いてあります後年度の財政負担の不均衡がないことを確認しながら、平準化しながら城陽市として計画を立てて、個別計画を立てて進めていくっていうことに重点があるんじゃないかなとか思ってしまうんですけど、今回の個別計画の策定そのものですよね。  教育委員会関係以外で策定で、下から6行目のこの文章ですよね、今回の個別計画の策定に当たっては、行革効果を主眼に置いたものではなく、それぞれの公共、公用施設の4つの目安ですよね、施設の現状を踏まえて、社会情勢の変化とかも加味しながらバランスを考えてというふうなとこがあるんですけど、私もうちょっとここのところを詳しく行革効果を主眼に置いたものではなくっていう、長谷川次長からも時々聞いてるかもしれないんですけれども、ここのところもうちょっと分かりやすく説明してもらえないですかね、どういうふうに今までと違うのか。それだけです、1点だけです。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  まず、ご指摘のこの計画を策定するまでの経過もございまして、国は全国的な公共施設の老朽化でありますとか更新年度が集中するという可能性から、保有資産の総量縮減っていうことを定めるようにということを促しているというのが国のこの計画をつくりなさいと要請した経過なんですけれども、それを受けて、中には総量縮減、数を減らす、面積を減らすということを目標とする地方公共団体もございます。しかしながら、本市の場合は、公共施設の数は確認した結果、おおむね地域の人口に応じた数となっているということが確認できました。場所についても地域バランスを欠くというようなこともなかったですし、あと利用度合いについても一定確保されているということが確認ができたわけでございます。  そこで結局、有効活用と長寿命化を基本として市民サービスを維持向上していくという方向性になったというのが今回の結論なんですけれども、あと財政負担の軽減という観点で見れば、これまでであれば施設規模を維持した建て替えというのを行ってきたところなんですけれども、今回、例えば減築する施設がございますし、耐震化ができないために廃止した施設も中にはございますし、一定の削減額は出ております。  ただ、国が言う財政負担の平準化につきましては、今後の修繕であるとか建て替え、いずれも検討した結果、もし改修が必要となった場合においても、起債制度を活用すると財政負担の平準化も図ることが可能であるといったことから、最終的に行革効果に主眼を置いてないと書きましたけれども、行革効果も一応確認はした結果、ある程度出ていると。そういったことを表現したかったんですけれども、もう一つは経費削減について1.9億円削減と書いてありますけれども、もともと国がそれを計画の中に記載するようにという要請がございまして、今回記載したわけなんです。  ただ、それが誤解を招かないかなということで今回注意書きのように書いたんですけれども、もともとの国の総務省のシステムに面積とか建物の種類を入れると自動的に更新年度が出てきて、そこに山ができるというような単純な絵がソフトで描かれるわけなんです。それをもともとの計画に書いていたために、それと全く今回のやつを比較しましても、単純に起債制度を導入するだけで国のソフトと乖離が出てくるわけなんですね。国から書くように要請があったんでここにこう書いてますけども、実態的にはそんなに削減できたっていうふうに大手を振って書くもんでもないなということでちょっと今回説明させていただきました。 ○乾秀子委員  あえて書いていただいたということが。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  そうです。 ○乾秀子委員  分かりました。ただ、計画っていうことは、私たちのは別の言葉でいうとスケジュール的な面もあると思いますしね、教育委員会のときは、例えばこの辺で大規模改修が来ますよって、この辺で経費がこれぐらいかかる予定ですっていう形のものを前、示していただいたように思うんですけど、これはそしたら30年度からいうことで、3年ほどたってるわけで、中間見直し、先ほど太田委員もおっしゃってましたけども、情勢によって中間で見直しはあるのかというふうに聞かれてましたけども、やっぱりもう2年ほどでですよね、見直していただく中で、フローチャートによる評価というのも変わってくる可能性もあると思うんですけども、現状維持とか改修っていう形で決まってるものはいいと思うんですけど、さきにご指摘があったような衛生センターとかね、特に厳しいと。10年前から指摘があるような施設については、スケジュール的な計画っていうのもね、業務をされてるわけですし、必要最小限の面積もパッカー車とか止められるっていうふうなこともありましたし、そういうのを加味して具体的な計画っていうのを示していただいてもいい時期ではないかなというふうに思うんですね。  大体言葉で書いていただいた意味は分かりましたし、いろんな社会情勢の中で単なる統廃合だけじゃなくって、いろいろな面をフローチャートにしていただいた面で考えていくような計画なんだということがよく分かりました。特にあと質問ありません。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  すみません、ちょっと補足なんですけれども、仮定の話として、今後こういう計画の改定をするのかというところについては、今の現状を見る限りでほとんど大きな変化がない限りは恐らく見直しっていうことは想定されないんですけれども、先ほど冒頭で申し上げました17番と22番、衛生センターと保健センター、こちらにつきましては、今後、大規模な改修等の検討が必要であるというふうに記載しておりますし、乾委員おっしゃっていただいたような年次的な計画みたいなものですね、もう少し詳細になったものっていうのはもちろん決まり次第、今回の北部の再編で行ったように、きっちりと議会のほうに報告はさせていただきたいと考えております。
    ○大西吉文委員  企画管理部ができて、初めてのこういう全体的なあれを出していただいたと思うんですね。過去は各部署で耐震がどうのこうのとか予算化されて、常任委員会で審議してきたという経緯があります。今説明も受けたように、城陽市の全般的な施設の計画を分析されたということで、ある意味では殊勲甲ちゃうかなと私は思いますわ。これを基に今後各部署で修繕するところは修繕するというような形でなさっていくということがある意味では一目で分かるようになったというふうに私は思いまして、こういう企画をすること自体が言わば遅かったんじゃないかなという気がします。  今回こうしてここに評価を出していただいたということは、我々議員にとっても一目瞭然でよく分かりますし、今日も午前中に出てましたけども、トイレの改修なんかでも、これはプラムインのことですけれども、そういうものも含めて今後しっかりとした市民のための安全と安心な維持管理、修理、あるいは廃止するというようなことが分かってきたので、僕は一定の評価したいというふうに思いますので、これをやっぱり出した以上は、今度は企画管理部を中心に各部署としっかりとすり合わせして、何を優先するべきかというふうな形をもって修繕するなりやっていっていただいたらいいんじゃないかなというふうに思いますので、それを強く私は要望しておきます。何か言うことあったら。 ○荒木正人理事  今、大西委員のほうからご意見いただきましたように、こういった市全般的な計画をつくったというのは確かに初めてでございます。しかしながら、この計画、国の指示によってつくったものでございまして、当然、国がつくる以上、個別の事情を勘案せずに客観的な目線での作成手法を命じてきましたので、それに基づいてやっておりますので、当然、各施設ごとの細かな事情とかいろんな財源の問題とか、そのようなものは全く加味していない計画になっております。それを受けての個別計画でございますので、当然ながらこの総合管理計画に基づく個別計画の中に実はいろんな細かな各施設ごとのいろんな事情がございますが、そういったことを加味していきますと、非常に矛盾したものとなってまいりますので、今回こういうような形で1つのフローチャートで定量的に分析をしたことにとどめております。  今後につきましては、今、大西委員おっしゃっていただいたように、当然、今課題となっている施設もございますので、そういう施設を具体的に何か改修していく際には、やはりその地域、その施設ごとのいろんな事情がありますし、また財源の問題とかそういった行革的観点も含めて、当然、担当課中心となりますが、企画のほうでもいろいろそれに関わりながら、北部地域の施設整備のような形でやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○大西吉文委員  その気持ちはよく分かります。したがいまして、私が言うたんはそういうことで、個別をしっかりとやっていっていただきたいと。その中で、先ほど次長のほうから説明ありましたけども、予算云々ちゅうのはあまり視野に入れてませんよっていうことですけれども、改修していく中で国の補助金の取れるものはその部署でしっかり取って、市民によりよいものを提供していただくと、そういうやっぱり努力を今後していただきたいなと、そのように思っております。 ○熊谷佐和美委員  ありがとうございます。最初に資料のほうね、大きく拡大していただきましてありがとうございます。正直言って何も見えなかったので、どうしようかなと、ありがとうございました。  先ほどからは、今回は個別計画を出していただきました。方針っていうの、ここに掲げたとおりでいうことであって、これはあくまでも国から下りてきた客観的なことであるっていうことで、実際の実施計画はまた別になっていくとは思うんですけども、実際に起債がどのように出てるとかってことになってくると思うんですけども、公共施設等の総合管理計画の中では、今回は学校施設の長寿命化計画であるとか、あとインフラの長寿命化、橋であるとか道路であるとか上下水道のほうですね、こういうこと全てが公共施設等の総合管理計画、これが一体のものであると思ってますので、今回その中とそれ以外の個別計画、これができてなかった部分を出していただいたという理解はしてるんですけども、実際にここにある公共施設、今日出していただいた分だけではなくって、橋りょうの長寿命化計画なんかも今既に毎年その計画を進めるためにいろんな国や府の補助金を取りながら進めていただいておりますし、学校のほうもそういう起債等、また補助金等取りながら進めていただいておりますし、全てを合わせると、全部トータルで市としてほかのところも含めて進めていくには、実施計画するにはやはり先ほどからおっしゃってるようなお金がないと進められないわけですから、そこの部分ですよね、全体的な部分もここの企画のほうで当然公共施設等の総合管理計画っていう中で、ほかの分も全部含めてのコスト管理っていうんですかね、今していただけるのかちょっとお聞かせください。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  個々個別の修繕につきましては、ほぼ発生したすぐに対応していかないということもありまして、実際問題、取りまとめてどうこうっていうことはほとんどできないと思います。そうなると財政課のほうで個々個別に査定をして判断していくという形にはなろうかと思います。ただ、冒頭申し上げたように、保健センターであるとか衛生センターであるとか、やはりもう少し見ていかないといけないなという施設については、これからも同じ調整しながら進行管理というか、この計画の管理もしていきたいというふうに考えております。コストのほうも同じくその部分で入って見ていきたいというふうに考えております。 ○熊谷佐和美委員  やはり全体的な市の財政のほうと絡んでくることなんですけども、実はこれ令和8年までとしても実際にそれ以降のほうがお金が当然老朽化が1年1年進んでいくわけですから、正直言うて今よりも1年1年は大変な状況になること分かってますので、頭から修繕にかかる費用っていうものをここにコストは書いていただいておりますけども、平準化するためにおいても早めに何年から何年の間にはだとかどっか書いてあるところもありますけども、あまりにもこれね、実施計画に移すにしてはあまりにアバウト過ぎるような内容過ぎますから、一つ一つの施設においてまだやれてないということでしたので、今後こんなふうに突き詰めていただいて、財政を平準化して使うんであれば、そういう修繕費用も毎年の中にコストして入れていかないと老朽化する、先送りするだけであって、結局は、いつかどこかで何か充てなければいけないというのをただひたすら先送りするんではなくって、せっかく計画つくるんであれば、そこはもう少し個別の個別計画をしっかりとやっぱり積み上げていっていただかないと、来年度の予算措置が、またその次の予算措置っていうものに全部つなげていくために私は平準化の計画じゃなかったかなというふうに思っているんです。ですから、やはりこういうようやく個別計画が出来上がったとこですけど、やはり幾ら考えてもお金がないことには前に進みませんので、基金等の絡みもどういうふうにしていくかっていうことも駄目でしょうし、全てを起債絡みでの計画でうちはいくんだというのか、それとも公共施設にかかる費用が、総コストがこれだけだったら平準化するために何らかこういう基金をもって次にやろうっていう方針持たれるのか、そこら辺もちょっと市の考えだけお聞かせください。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今回、一応全ての施設は各それぞれの所属にヒアリングをいたしまして、大きな修繕について確認できるところはございましたけれども、大半の施設が今の現状のままで使っていけるという結論でありました。一部確かに財政的に圧迫するような可能性が残されてる施設がありまして、それが先ほどの保健センターであったり衛生センターであったわけなんです。ですので、その2施設以外については、財政にさほど大きな影響を与えない範囲内で修繕ができるというふうに考えておりますし、大きな部分については確かに今日お示しできてないんで不十分であるとは思いますけれども、逆にそれだけの施設の改修を行うわけですから、こういった一括した報告ということではなくて、きっちり方針が決まった段階で、各それぞれの委員会のほうでご報告させていただきながら、北部地域のように、そういった形でちょっと進めてまいりたいというふうに考えております。 ○熊谷佐和美委員  ありがとうございます。長い期間のことですので、令和8年で終わりませんので、絶対にね、それ以降のほうが大変になるので、ちょっともう少し長いスパンを持っての市の方針というものを、ここにかかるコストを一体どこから取ってくる、起債だけでいいのかというと、それは先送りになるだけのことであって、ほかに何か方法がないのかとか、やっぱりそういうことも考えていただいて、全てのインフラとまた学校施設のほうと全ての計画を網羅したそういうコスト管理というのかね、通年の維持管理についてですけども、そういうふうな方針によって進めていただけたらありがたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○若山憲子副委員長  すみません、先ほど総括のところで、いわゆる行革の効果、あえて表現をしなかったっていうことだったと思うんですけれど、北部コミセンの減築問題では、費用対効果出てたと思うんですけど、減築すれば幾らですよって結果が出てたと思うんですけど、それでいうとこの今、北部コミセンのこととふれあいセンターを廃止したことをちらっとおっしゃったと思うんですけれど、これのところで行革の効果が上がったっていうところでのどういうもので上がったのかっていうことと、それが1点と、費用ですよね、どの程度上がったのかということと、それとそもそも公共施設の総合計画、国のほうは減築、廃止っていうことでそもそも書かれてたと思うんですけれど、城陽市の場合は、先ほど説明をしていただいたところでは、公共施設の数も人口規模と見合っているということとか、地域のバランスとか市民サービスの関係のところで、そこに即行かないというようなところだったと思うんですけれど、例えばそもそも人口が減少した割合で公共施設の削減の目標があると思うんですけれど、城陽市はそしたらこの計画でいうと8年まではそういうことが当然ここに書かれてる施設の中ではそういうことはないっていうように思っといたらいいんですね。例えば今さっきおっしゃった17と22ですよね、そのことに関してはまた個別でっていうように、方針が決まり次第また改めてっていうことだったので、そこのとこについてはどんなふうになるのかっていうことはちょっと保留としてもね、今書かれてるここの施設で上がっているところについては、そういう国が言うてるような公共施設の総合管理計画の中にあるそれについては、城陽市の場合はそれはないっていうように思ったらいいんですか。そこだけ確認をしておきたいのと、行革の効果、あえて文章では書きませんでしたけれどっていうところをちょっと説明をしてください。お願いします。 ○澤田扶美子委員長  答弁お願いできますか。質問の内容理解していただけましたよね。私は分からない、ちょっと分かりにくかったと思う。 ○若山憲子副委員長  ちょっとまたもう一遍言います、すみません。  公共施設の総合管理計画の総括のところで言われてた減築とか廃止っていうことについてはね、城陽市についてはそれは当てはまらないとまでは言うてはりませんけれど、今の17と22については別ですけれど、ここに書かれているところについては、そういう他市では面積の削減を打ち出したようなっていうことがあると思うんですけれど、そういうことが今後ないっていうように理解をしていいのかどうかっていうことが1点と、もう一つはここであえて行革効果としては書きませんでしたけれどって言ってはった部分のところの費用を教えてくださいということの2点です。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  まず、1点目にお問いかけいただきました今書かれてることが全てかというところですね、確かに国の通知文の中には効果額であったり、あと効果の面積であったりっていうところが書かれてまして、そういったものを計画に書くようにというような指導がございます。金額について、先ほど申し上げたとおり、実際比較するものがございませんので、なかなか効果額というのが出しにくいということがありまして、例えば北部地域であれば、そのまま建て替えした場合は15億ほどかかるところが今回の減築によれば約6億ぐらいで済むとか、そういったものの単なる差引きであれば8億削減効果が出ましたというふうに書けるんですけれども、こういったものが全ての施設において計算できるかというと、実際問題そういうことはございませんので、もしこれ国の言うとおりに書くとすれば、この北部地域の数字を使うことになるのかなとは思います。  ただ、あと面積ですね、額で出しにくいというところがあるので、他の自治体では面積を削減するという自治体が非常に多いところなんですけれども、例えば城陽市の人口、もともとピークが8万6,000人おりまして、最終的に総合計画とかで目指してるところの7万人という数字を比較すれば、当然2割ぐらいの人口が減るわけでございます。その2割分の面積をじゃあ減らすのかっていうような話になるんですけれども、これについては、例えば2割減をしようと思えば、今の公共施設の総延べ床面積が約17万平方メートルほどございまして、これを2割削減しようと思えば3万4,000とかいうような数字を減らさないといけない。そうすると、現実的に見ると、例えば文化パルク城陽、それから総合運動公園、コミセン6館、これぐらい全て合わせてもこの約2割には届かないんです。ということからすると、実際には現実的に2割減にするということは非常に不可能でございますし、今回はそういったものに重きを置くんではなくて、実際に使われる方が人口は減っているけども増えてると、要は高齢化によって昼間人口が増えてるということございまして、そういう利用形態が変わっているということもございますので、基本的には公共施設は削減するべきではないという、そこに前提に立っております。  ですので、今回の現状維持がずらっと並んだという結果になってございますので、今回お示しさせていただいたものが全てでございます。今後において何らかの削減をするともし仮になった場合は、また個別に報告をさせていただくということになります。 ○若山憲子副委員長  分かりました。そういう意味では基準も示していただいたのでね、大変分かりやすいというように思います。ただ、城陽市の考え方、すごく今おっしゃっていただいたところでいうと、市民にとっては大変公共施設を利用したり公用施設、それは違いがあるということだったと思うんですけど、その利用に際しては大変よかったなって、削減目標が先に来るのではなくて、城陽市の自治体の公共施設の数と人口との関係があると思うんですけれどね、それは単純に面積の削減っていうことでなくてよかったと思うんですけれど、ここのところには学校施設のところがないので、それはまた他の個別計画のところになると思うんですけれど、金額ですよね、金額のところは行革のコストという面ではいかなかったっていうことだったと思うんですけれど、そうしたら金額でいうと例えば北部コミセンの減築をしたことでいわゆる10億が6億っていうところの効果があったと思うんですけれど、それは効果っていうのかどうか分かりませんけれど、市民からしたらそこはどうか分かりませんけれど、費用を比較した場合にはそういうことが出ると思うんですけれど、北部コミセン以外にね、その費用として何か出るもんがこの計画の中でほかにもあったんでしょうかね。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  今のところはございません。 ○若山憲子副委員長  はい、分かりました。ありがとうございます。  今後、17と22が出てきたときにまたいろんなことが議論になると思いますので、そのときにまた質問をさせていただきたいと思います。以上です、結構です、委員長。 ○澤田扶美子委員長  すみません。1点だけちょっと確認したいんですけども、平成30年から令和8年の概算経費ということで、通常の修繕等と改修等とできますけれども、通常の修繕等のこの部分はそれぞれの課でせめぎ合いをして予算が取れたところからしていくというような解釈でよかったんでしょうか。それかこれも全部一体的にそちらのほうである程度今後の計画を立てて、グループ分けにして予算計上されていかれるのかどうか、そこまでの協議もできてるんでしょうか。1点だけお願いします。 ○長谷川雅俊企画管理部次長  これまでのやり方といいますか、なんですけれども、やはり施設が壊れたときは基本的には財政課で査定してゼロになるということございませんので、通常かかる経費をそのまま即時対応していくということでございますし、今後もそういう形になるだろうという想定の下で今回つくらせていただいております。ですし、そのまま要求して、それが予算になっていくっていうような形になるような形を想定しております。 ○澤田扶美子委員長  せっかくこうして一覧表にしていただいたんですから、また同じようにこうしてしていただきましたので、もう皆さんお聞きになったのでもいいんですけれども、取りあえずせっかくここまで整理していただいたので、また今の長谷川次長とか担当のほうでね、また色分け、いろんな資料みたいに何年度はこの色でこのカラー、色分けしていただいて、またこうして出していただいたらよく分かるかなという要望だけさせていただいて。 ○澤田扶美子委員長  ほかに皆さん、ご意見ございませんね。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  ほかになければこの程度にとどめます。  説明員の交代をお願いします。では、2時15分まで休憩させていただきます。           〔説明員交代〕           午後2時04分 休憩         ─────────────           午後2時15分 再開 ○澤田扶美子委員長  では、委員会を再開いたします。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  市民環境部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (4)令和2年度(2020年度)環境測定結果の報告についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。  それでは、お手元の資料に基づきまして、令和2年度に実施しました環境測定結果についてご報告いたします。  本調査は、公共用水域水質測定、地下水水質測定、大気環境測定を行うことにより、市内環境状況を把握することを目的に実施しているものでございます。  1ページをお願いいたします。調査の概要でございます。公共用水域の調査は昼間と夜間に分け計4回の測定を行っております。地下水につきましては、年1回の測定で夏季に実施しております。大気につきましては、調査日時は四季ごとの調査で、夏季の6月、秋季の9月、冬季の12月、春季の3月に各1週間24時間体制で測定を行っております。  次に、調査項目ですが、公共用水域の項目としまして一般項目が8項目、健康項目が27項目、その他の項目が15項目で計50項目でございます。  地下水の調査項目は、健康項目の28項目と水素イオン濃度でございます。  1ページ最下段から2ページをお願いいたします。大気の調査項目でございますが、城陽市消防本部においては、大気質としてJIS方式による二酸化窒素と浮遊粒子状物質、一酸化炭素の3項目と、気象として風向、風速、気温、湿度の4項目となっております。また、平成30年度調査より、塚本深谷線1地点を加えた市内21地点におきまして、PTIO方式による二酸化窒素の測定も併せて行っております。  次に、調査地点ですが、公共用水域につきましては、市内7河川の7地点で調査しております。また、地下水については、市内民間井14地点にて測定を実施しております。大気については、先ほど述べましたとおり、21地点においてPTIO方式による二酸化窒素の測定を行っております。それぞれの測定地点につきましては、12、13、14ページ、後ろのほうに位置図を添付しておりますので、後ほどご覧おきください。  次に、3ページをお願いいたします。3ページから4ページにかけて、公共用水域の調査結果を示しております。表中の区分の一般項目中、生活環境項目とは環境保全に関する項目で、pH、BOD、サスペンデッドソリッドなどの数値や濃度を示しております。健康項目は、健康の保護に関する環境基準の項目ごとにそれぞれの濃度を示しております。その他の項目につきましては、環境基準の規定はございませんが、水質の状況を把握するために測定しております。  なお、表中、数値の中に不等号がございます。これは示しております数値未満という意味でございます。令和2年度の調査では、健康項目の27項目につきましては全て環境基準を満足する値となっております。  次に、4ページをお願いいたします。中段6のBOD値の経年変化でございます。このBODとは水質検査において汚濁の尺度としてよく使われているものでございます。数値が高いと汚濁の進んでいる状況が大きいという意味でございます。この表の一番下の欄が令和2年度の調査結果でございます。4回の平均値で見ますと、全ての河川で環境基準を満足する値となっております。市内河川につきましては、公共下水道のこれまでの普及により全般的な数値が改善傾向になります。今後とも経過を見てまいります。  次に、5ページ、6ページをお願いいたします。地下水の調査結果を2ページにわたり示しております。表の数値欄中にNDとございますのは、検出せずの意味でございます。調査結果ではナンバー1、久世八丁の井戸につきまして、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準を超えております。これは農業用の肥料が原因ではないかと考えているところでございます。その他の井戸につきましては、全て環境基準値以下となっております。  続きまして、7ページから大気の調査結果でございます。まず、消防本部における二酸化窒素でございます。消防本部においては、環境省令で定める公定法であるJIS方式で測定しております。測定は消防本部駐車場において、自動測定車を設置し、24時間を7日間連続で常時測定するものです。結果につきましては三段囲いで記載しておりまして、上段は測定期間中の平均値、中段は日平均値の範囲、下段は環境基準の適否で単位はppmでございます。以下、同様になっております。ご覧いただいておりますとおり、四季を通じまして環境基準値内の結果となっております。その下に、二酸化窒素測定値の平成23年度からの経年変化を折れ線グラフに示しております。  次に、8ページをお願いいたします。消防本部における浮遊粒子状物質ですが、大気中に浮遊する物質の量をミリグラム/立方メートルで表示しています。浮遊粒子状物質とは、大気中に浮遊する10マイクロメートル以下の小さな個体の粒でございまして、工場や自動車などで使われる燃料の燃焼により発生するすす、それから中国大陸から風で運ばれてくる黄砂、こうしたものが代表的なものでございます。結果につきましては、四季を通じまして環境基準値内でございました。その下に、浮遊粒子状物質測定値の平成23年度からの経年変化を折れ線グラフで示しております。  続きまして、9ページをお願いいたします。消防本部におきます一酸化炭素の測定値です。環境基準値に対して測定値は非常に低い値を示しております。  次の10ページでございますけれども、これは調査箇所の風向、風速、気温、湿度ですので、後ほどご覧おきください。  続きまして、11ページをお願いいたします。平成18年度よりPTIO方式による二酸化窒素の測定を市内各地点で行っております。PTIO方式は、前述のJIS方式と比べると公定法ではなく、簡易な測定方法とはなりますけれども、JIS方式と比べるとほぼ同等のデータが得られております。なお、二酸化窒素の基準は、戻っていただきまして7ページの中段に示しておりますとおりでございます。設置場所ナンバー7の京都中央信用金庫といいますのは城陽支店のこと、それからナンバー17、ポール柱といいますのは、中向河原にあります街灯のポールを指してございます。年間平均値で最も高いところはナンバー7の京都中央信用金庫及びナンバー20の東芦原バス停、こちらの0.016ppmでございましたけれども、ご覧いただいておりますとおり、各地点、四季を通じて全て環境基準値内の結果となっております。今後も調査を継続し、環境状況を把握してまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○澤田扶美子委員長  ありがとうございました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○小松原一哉委員  ご報告ありがとうございます。今まで環境測定結果のデータを毎回、毎回拝見してて、若干データの取り方とか手法によってどうデータを読むかっていうところで注意しなければいけない点といいますか、あると思うんですけど、今回、消防本部は2年前と去年とでは場所が大きく変わってるわけですね。それがこの中のデータでいくと、例えば二酸化窒素なんかはちょっとデータ数値的にかなり小さくなってると見てとれるんですけど、その辺の場所が変わったことによる影響、どのように読んでおられるのかっていうのか1点と、公共用の水域というところで、年4回調査されてるわけなんですけど、これは6月を昼間で9月は夜間、12月また昼間で3月は夜間、この昼と夜を交互にされてるっていう意味合いはどういう意味合いがあるのか教えてください。以上2点、お願いいたします。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。まず、おっしゃっていただきました消防本部でございますけれども、皆さんもご承知のとおり、新消防本部の事務所、新庁舎が建ち上がっておりますので、旧の消防本部で計測しておりました継続ができなくなりました。ですので、今最も新名神の開通の後に道路側幅に近いところで道路拡幅が起きて一番近いところ、これまでの旧庁舎で測っておりました拡幅道路のところと条件でいいますと全く同じではないんですが、ほぼ同等な値が得られるようなところで計測を開始しておるという状況でございます。一旦こちらおっしゃるように下がってはございますけれども、今度、新名神の道路が拡幅がかかりましたら、また同等の情報が見られるものと考えておりまして、新名神の開通の前後の情報をこれで押さえられるものというふうに認識しております。  もう1点、水域のほうの年4回のうち、昼間、夜間で取り合っているところですけれども、これは昼も夜も合わせて測らせていただくということがメインにございまして、分けてるというのが本当のとこでございます。そこで昼間、夜、昼間、夜が夜、昼、夜、昼になったからということではなく、こういう形でずっと継続させていただいておりますので、ご理解をお願いいたします。 ○小松原一哉委員  後のほうなんですけど、水域なんですけど、こういうデータを取る中で、1つは経年変化っていうことでグラフ化されて見てるっていうことは物すごく大事なことやと思うんで、それはええんですよね。この今の公共用水域については6月は昼やけど、9月は夜間って、言ってみれば6月の同じ当日でも昼と夜間、一日での変化っていうのがあるとすれば、こういうデータの取り方っていうのはどうなのかなっていうことを今お尋ねしたわけなんで、ずっとこれでやっておられるから長年の経年を見るにはデータの何ていうんですかね、意味合いはあるんですけど、一日を捉えた場合に、夜間のデータと昼のデータとでかなり数値の振れがあるとすれば、この時期は昼間見てるけど、この時期は夜間を見るっていうのが、それは横並びで見るとデータとしてはちょっと疑問が出てくるんですよ、意味分かりますか。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。おっしゃいますように、公共用水域は年4回の計測を行っております。こちらは大気と違いまして、夏季、秋季、冬季というような区別をしておりませんで、河川につきましては年間通じて大体同じような数値が出るものを年2回ずつ夜間と昼間を取っているというふうにご理解いただくほうがより適切かと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○小松原一哉委員  河川の場合はそんな一日の変化はないということですね。それちょっと私も詳しく分からないんですけど、ひょっとしたらあるかもしれないのでね、生活用水が例えば流れ込みやすいところとか、そうでないところとでは、多分、昼間と夜間とではやっぱり違ってくる可能性があるかもしれないなと思うんです。公共下水道は今かなりの部分を占めてる中で、そこまで心配することはないのかもしれないですけども、何らかの要因でひょっとしたらそこに大きなデータで振れが出るっていうことがあるとすれば、それはモニタリングの仕方というのもう少し細かくしてみることもありますし、厳密に計算して考えたほうがいいとは思うんで、ちょっと疑問になりましたので、ちょっとお尋ねしただけです。  それと、先ほどの消防本部の話なんですけど、2つ目でお尋ねしようと思ったことも先に答えていただいたんですけどね、3年後には新名神も開通して24号の拡幅が行われます。旧消防本部のところに道ができるわけなので、今の新しい消防本部のデータはそのままということで理解していいんですか、それとも新たに道路が完成、名神が完成すれば、新たに観測地点を旧消防本部のより近いところに設置するということなんでしょう、どうなんでしょう。 ○浜崎哲也環境課長  今おっしゃっていただきましたように、開通後も全く同じところで計測をすることで前後の情報を取るという形にしております。 ○小松原一哉委員  はい、分かりました。そしたら今のデータでいくと令和元年と令和2年とでは差異が出るけれども、その後、2年後以降は同じ経年変化を見ていけるという意味合いですね、はい、分かりました。じゃあ、以上で結構です。 ○大西吉文委員  調査目的というのは市内の環境状況を把握することを目的とし実施してるというふうに書かれてまして、3ページの測定結果、5番の公共用水域という欄がございます。この中で一般項目の中でpHの数値が非常に高い、高いちゅうことはアルカリ度が強いちゅうことやね。普通、中性というのは6.8から7って言われてるんですけれども、9.5とか9.9とか嫁付川なんかはアルカリ度が非常に高い、大谷川も含めて。これはあくまでも把握することを目的とするというふうにおっしゃってますので、この環境状況をどのように分析されてるのか。酸の強いというのは困りますけれども、アルカリの強いのも肌を荒らしたりするわけでして、この辺の分析はどのようになさってるのかお尋ねしたいと思います。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。おっしゃっていただきましたように、3ページ、生活環境項目pHは中性度で考えますところのはアルカリに振れてるのが見てとれるところでございます。こちらなんですが、基本的に先ほども申しました下水の接続もございまして、水質の向上に伴いまして、河川の中に藻が多く発生しております。光合成が活発になりますと、水中酸素数の増加、二酸化炭素が吸収されて大気に酸素として放出されますので、結果的にアルカリ化をするということが原因ではないかというふうに考えております。また河川の水量の低下、あるいは水深の、川の深さですね、こういったものも含めまして、全てアルカリに出やすいような状況にあるというふうな認識をしております。これは経年で取っておりますけれども、大体こういうアルカリに出やすいような状況で今まで計測を続けてるところでございます。 ○大西吉文委員  ということは、水生植物が非常に多くって、酸素を放出することによって水量からいうてアルカリ濃度が上がるというふうに分析されてるわけですね、そういうことですね。  では、できるだけpH6.8から7に近いような公共用水っていうものがやっぱり私は理想やと思う、あくまで理想やで。理想に近づけるようにどういう対策をしたらいいかお考えなのかどうか、その辺、今後考えていくっていうんであればそれでいいし、考えてるのかちょっとお尋ねしたいと思います。 ○浜崎哲也環境課長  今おっしゃっていただきました内容でアルカリを抑えるための何かの方策が取れるかというお話にお伺いしました。現実の問題としまして、下水道の普及に伴って河川の水量の低下が起きておりますこと、あるいは藻が繁殖していることで、藻が光合成をすることで、アルカリにより特化すること、こういったものを防ぐためには、河川の水量の増加でありますとか、あるいは藻の清掃ですね、実際にはすごくいい自然の環境に近いものが見えてるような状況のものを取るかどうかというのはまた別としまして、そういった清掃の作業をするというようなことがアルカリを除くような手段としては考えられるところなんですけれども、いずれにしましても、具体化に向けてはいろんな解決すべき数多くの課題等、問題点があることからいろいろ考えないかんところではあるとは思うんですけれども、検討すべき内容かというふうに考えております。 ○大西吉文委員  分かります、一応ね、どういうお考えを持ってるかっていうことで、それは雨水が多くなれば薄まるわけですから、当然、下がって当たり前のことなんでね、それは当たり前のことやけれども、やっぱりこうして測っていってる中で、常にこういう7河川の中で、大谷川だけがまあまあ高いなりにも環境基準内に収まってるわけですね、ほかは皆高いわけですから、その辺を今後どういうふうな形でなかなかこれ処理するっていうのは難しいと思うんですけども、考えていくのか、1回対策だけは考えといてください。要望しときます。 ○若山憲子副委員長  すみません、1点だけ、11ページのところの二酸化窒素の測定地点が21か所に増えてるんですけれど、深谷塚本線を増やしていただいた経過が分かったら教えてください。 ○浜崎哲也環境課長  失礼いたします。市内21地点に増やした理由でございますけれども、こちら塚本深谷線ができましたことで、交通流量の変化があるかもしれないということで、これを計測するために増やしたものでございます。 ○若山憲子副委員長  交通量変化があるってね、塚本深谷線が増えたことでっていうことだったと思うんですけれど、こういうデータってバックデータになるわけですので、例えば今、新名神開通のところは消防本部のところでっていうことだったと思うんですけれど、そしたら東部丘稜線ですよね、できると思うんですけれどね、その辺の地点、例えば東部丘陵線も開通をしたらこのように増えるのか、開通前に増やすっていうことはできないんでしょうか。 ○浜崎哲也環境課長  開通前に最初に計測しておく地点をというようなお話ですが、経過も、それから市内の大気の状態とかも確認しながら、よい数値が出ていて、なお取るのかというような問題もございますので、そういった経過を見ながら地点を増やす、減らすといったようなことは考えていきたいと思っております。 ○若山憲子副委員長  増やす減らすの経過を見ながらということだったと思うんですけれど、当然こういうものって悪くなったし、よくなったしってすぐに分析ができないわけですから、バックデータがないとやっぱりあれなので、確かにまだできてない道路についてどうするのかっていう問題ありますけれど、新名神開設当時に東部丘陵線は大変交通量が増える、それはもう予想がはっきりしているわけですから、ぜひそういうところをいわゆるPTIO方式っていうのは費用の面でもそんなかからないと思いますので、これはぜひ、そういうところでの調査を増やしていただくように要望をしておきます。 ○澤田扶美子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  ほかになければこの程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○澤田扶美子委員長  ご異議なしとそのように決定いたします。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  また、本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより委員長一任となっておりますので、ご了承願います。       ────────────────────────────── ○大西吉文委員  委員長、ちょっとすみません。総務常任委員会の行政視察の件ですけど、行政視察、一応予算措置はされてるわけですけれども、こういうコロナ関係もございますし、受入れの相手方の立場もあるとは思うんですけれども、うちが最初の委員会ですので、一応行政視察について委員長のお考えをお聞きしたいなと思うんです。 ○澤田扶美子委員長  私の考えを聞いていただけるんでしたら、議会運営委員会のほうも一番に行かんなんしちょっと悩んでるんですっていうことおっしゃってましたし、常任委員会もそれぞれ審査独立の原則もありますので、委員会ごとに決めたらいいと思うんですけれども、議長やら経験者のお考えを、大西委員さんやら宮園委員さんのお考えもちょっと考慮させていただいて決めたいと思うんですけど、特にこれがしたいというのはございません。 ○大西吉文委員  委員長ね、そしたら、計画だけは立てておかれて諸般の事情によって中止してもええわけやから、一応そういう形だけは取っておかれたらいかがでしょうか。 ○澤田扶美子委員長  分かりました。そしたら、一応計画だけはするっていうことですけども、総務は所掌事務が多いので、また皆さん、これでこんなんでどうやろうというご意見があればお聞かせ願いたいと思います。最悪、いろんな委員会もあるので、取りあえず今、大西委員さんおっしゃったように、ご希望があれば言っていただいて、方向、方面と内容とまた教えていただいて、なければこちらで相談して。 ○小松原一哉委員  1つアイデアとして実際、私たちが赴くんではなくて、受け入れるほうの行政もかなりこういう状況で受け入れるっていうことはかなり厳しいと思いますので、例えばリモートでできるようなところがあれば、そういうことも視野に入れて計画してみてもいいんじゃないかと思うんですけど。はい、提案だけしておきます。 ○澤田扶美子委員長  ありがとうございます。私も今それ言おうかなと思ってたんですけど、またできません言うてもあれやしと思って遠慮しておりました。皆様のご意見を尊重させていただいて、議長とかいろんな委員長とかにご相談しながら進めていきたいと思います。       ────────────────────────────── ○澤田扶美子委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。ありがとうございました。           午後2時43分 散会
           城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            総務常任委員長                              澤 田 扶美子...